先日は
懐かしい師匠のご自宅にて
2月に催した師匠一周忌の歌の会の打ち上げでした
共にステージを作った同門の先輩後輩方や
ピアニストさんたちと久しぶりにお会いして
美味しいものをたくさんいただきながら
とても楽しく幸せな時間を過ごしました
先生に繋いでいただいたご縁に
感謝するばかりです
思えば
演奏会の頃はとにかく必死でした
プレドニンもまだたっぷり飲んでいたし
何より共演の方々の
泣けるほど暖かいお気遣いやサポートのお陰で
疲れやすくはあっても気持ちはとっても前向き
お時間を割いてお越しくださるお客様と
良き時間を過ごすために
出演者の一人として出来ることを精一杯やろう
と
身体も声も息も付いて来なくても
気力は萎えることなく頑張れたように思えます
あれから3ヶ月余りを過ぎ
薬がかなり減った今はどうかというと
プレドニンの精神アゲアゲ効果の魔法はすっかり解けて
長期服用の弊害のほうが大きくなってきたようです
魔法って、夢を現実にする素晴らしい力があるけど、使うと必ずその代償を払わなければならないのよね
何がどうって
とにかく
馬力がない
大したことは何もしていないのに
ちょっと頑張ると(たいして頑張ってないけど)
どこかが痛いとか怠いとか息苦しいとか
ちょっとした不調が襲ってきます
コレはホントに
ちょっとしたもので
救急で病院に駆け込むとか
そんなレベルではありません
要するに
大したことない
と言ってしまえばそれまでなんですけど
その時々によりますが
薄い頭痛頭重と眼の痛み
怠さ息苦しさ
胃もたれ胃痛口内炎
最近は
膝痛腰痛足首痛手首痛首痛背中痛
書いていて嫌になってきたわなんやこれ
お婆さんかーーい
どんどん愚痴っぽくなってきましたが
この際続けます
続けるんか…
痛い
くらいなら良いのですが
痛くて歩けず家事や料理も出来ない
となったら
ますます筋力は低下し血流は悪くなり気分も揚がらず
それなりに頑張っている食養生も一時停止するので
なんとか
「痛いけど動くよ
」
というところにとどめておかねばなりません
そして何よりイケてないのは
身体の不調や痛みに
心の不調が完全にリンクしてること
とうとう来ましたよ〜
魔法を使い続けてる天罰が(罰なのか知らんけど)
心身がメゲないように
通院や仕事の予定に合わせて
体調管理はかなり気を付けています
願わくば、アイツもうダメやね〜と思われずにいたいなんてスケベゴコロ
今回の打ち上げパーティや外せない用事など
楽しいイベントはなおさら
知らずに気分が高揚して
後から身体にきます
すると落ち込みも激しいんですよね〜
まさに
祭りのあと
みたいな？
ホントはね
あの人にもこの人にも会いたくて
ゴハン行こっ
て誘いたいし
ライブやコンサートや美術館や映画も
山も寺も森も行きたい
たぶん
身体が苦しいんじゃなくて
こんなことも言い出せない
弱音吐いても相手を困惑させるだけの
自分の状況が
ホント情けなくて
悲しくて切ないんだよね
家では普通に動いてるし歩いてるし
なんなら走ってスキップもするし
こんな些細な不調や心の浮き沈みは
家族にだって言えやしないし理解もされない
でもここでグチグチ垂れ流してますけどーー
先日
「コンサートのお客さまがおとなしかった」
というご意見があり
もっとお客様に元気になってもらうために(ちょっとニュアンス違うかな)
演者が聴衆を楽しませられる企画ややり方をしたい
みたいな話になりました
ものすごく同感だけど
全く共感できない自分も居ました
おとなしそうに見えても仏頂面でも
その人が楽しいか楽しくないかは
他人からはわからないし
一人一人のお客様がどんな方なのか
何を求めていらしているのかもわからない
いやそれよりも
わーーっと元気にエネルギーを発し促すことが
楽しくて良きことなら
私の今の状況はもう完全に
アウト‼︎退場‼︎
でございマス
若い頃コーラスの指導現場で
年配の会員さんに
発声のことをワタシ的に普通にお伝えすると
「そんなこと言われてもできない。頑張れない。若い先生にはわからないわよ」
と何度か面と向かって言われたことがありました
その時はわかっているつもり
わかろうとしているつもり
でした
でも全然わかってなかったし
わかろうとしてたなんて傲慢そのものでした
今はわかります
だって今の私は
その時の会員さんだから
甚だ残念なのは、アタクシはまだ年配とは言えないってこと〜
ポジティブで元気で
ほら！あなたも出来るよ！頑張ろう‼︎
という強すぎる(それが「フツー」なのかもしれませんが)エネルギーを
負担に感じる人も居ることを
いま身を以て体験しています
因果応報、自分のしたことが返ってくる好例ですね
そして同時に
ポジティブになれない自分と
人の前に出るならそれだけのエネルギーがなければ
そこに立つ資格がないことを
あまりにも強く思い知らされて
もうあちら側の人にはなれない
エネルギーをガンガン燃やして輝いている素敵な人たちと同じ気持ちにもなれない
そもそも喋るだけで疲れ果ててる自分が
完全に土俵の外であることに今更気付いてしまい
この期に及んで甘ったれているアタクシは
心の行き場を失くしてしまいました
書いていて恥ずかしいほど弱すぎるな〜誰やコレ
でもね
私がここでヘタレたら
自分だけでなく
今の自分を生きるに精一杯な
頑張っているたくさんの人全てを否定することになるから
ちゃんとここで立っていないと
今できることが蚊の涙ほどの小さなことでも
腐っちゃオシメーよ(おしまい、の江戸っ子語ねー
)
と
頭ではわかってるけど
どうにも力が出なくて
気付くとはらはら涙が出ちゃったりして
(だって女の子だもん
)
アタックNo.1ね←わからなかったらお許しを
中年女の涙なんてさー
全然綺麗でも可愛くもないのにさーー
いい歳して悲劇のヒロイン劇場してんじゃねーよ
阿呆かっっ
て思うんだけど
人間幾つになっても泣くんだよね
要するにこのオバサン(誰や？)
落ちてる
てことなんですよね
最近推しの精神科YouTuber益田ドクターが
「HSPは繊細だから美しい世界に生きてる」とかきれいな言葉で本質を隠すような言い方をしている人を見かけるけど、大切なのはまず自分のその状況を正しく客観的に受け入れることから始まる
みたいなことを言ってた(たぶん)
※HSP(Highly Sensitive Person)は医学用語でも医学的な定義でもありません
別の動画では
精神疾患の人はその現状が普段から苦しくて
少しでも良くしたいと思っているから
その状況自体を周りが断ずるようなものじゃない
みたいなことを言ってて(たぶんその2)
あーーまさにそれよねーー
と深く共感しました
私は精神疾患ではないけれど
気鬱に嵌り易いタイプで
特に病後は心にキツいことがいろいろあります
病気然り
歳を重ねて心身が老いることも然り
似たような景色を観ている人は
きっとたくさんたくさん居ると思うんです
この世は
元気いっぱい力強く活躍できる人だけで構成されているわけではなく
そうでない人たちも
それぞれに世の中の何かを引き受けて回っています
ですが
健康体ではないけど重病人でもないアタクシが
気鬱にハマるならハマれば良いかというと
当然そんなことはなくて
家族や友人にまで鬱をうつしてしまったり
結局みんな離れてしまうと思います
やっぱり
元気でいないとねーーー
昨日は膝と首が痛くて
ゆっくり片付けや料理をして過ごすはずが
義母が酷く調子を崩したので
様子を見たりあちこち電話したり
救急に連れて行ったり
一日義母に付き添った日でした
(点滴打って検査して、あとは様子を見るようにと帰されましたが)
付き添うのは嫌ではありませんが
何がキツいかというと
気鬱になった義母と一緒にいること
なんですよね
今の私には
それを受け止め受け流すエネルギーが
無い
とはいえ
気鬱に引っ張られようがキツかろうが
夫が留守なら私がやるしかないので
これも
与えられた修行です
義母の古い友人で
私のことをいつも気にかけ寄り添ってくださるお姉さまは
以前たくさんの不調を抱え薬漬けな上に
一時期は顔面神経麻痺で
プレドニンを一年半飲んでいたそうです
その頃の2〜3年は体調が安定せず
現在のように元気に生活が出来るようになるとは
とても思えなかったそうです
だから私の今の不調や落ち込みにも
「(身体もこころも)辛いよね、でも必ず良くなるから大丈夫
」
と折りあるごとに励ましてくださり
どんなに私の支えになっているか知れません
元気復活までの期間はわからないけど
不調と闘っているうちに
今までの場所からは忘れ去られてしまうかもしれないけど
それも良し
捨てる神あれば拾う神あり
てことわざもあるしね
私の師匠は完全復帰まで7年間頑張りました
元気でも元気でなくても
他人に理解されてもされなくても
自分を全部受け入れて認めて癒して
自分の物差しで自分を判断して
少しずつ歩いていかなきゃね
なんかいつも同じようなこと言ってる気がするーー
こんな文をグダグダ書いて垂れ流して
いつも少しスッキリするアタクシなのですが
(なんと勝手な)
最近は眼と脳ミソの具合が芳しくなく
本日久しぶりに長々としたためてしまいました
この時期は
身体も心も
操縦が難しいかもしれません
体調のすぐれない方
お元気な方ももちろん
どうぞお大事にお過ごしくださいませ
いつも皆さまに元気と気付きと学びと癒しをいただき
感謝です
本日もたくさんお付き合いいただきありがとうございました
本日眼科受診日
プレドニンが3mgまで減ってようやく
以前の眼圧に戻ってきました
だからと言って回復するわけではないけど
少しだけホッとしました