総合病院の整形外科を受診した義父。

93歳の割には骨も筋肉もヒジョーにしっかりしていて、どこも悪いところはないとのお墨付きをいただきました笑い泣き


痛みや足に力が入らない等の現象は、言ってみれば年齢のせいで、サポーターや運動で様子を見ろとのこと。


帰宅した義父はさらに元気で、家の中ではもう杖もつかずに歩いています凝視

ですが、本人としては調子が悪くて心配で仕方ないし、労わってほしくて構ってほしくて、どこも悪くないと言われたことは納得がいかないご様子笑い泣き


ここ数日、義父に呼ばれて長々訴えを聞いていてわかりましたが、義父のふくらはぎは私の太ももより太く立派です。病院に連れて行った夫も、義父の足の筋肉や肌のハリ、色艶は夫よりずっと良いとのこと。

夫婦二人で、義父は私達より元気で長生きしそうだとの見解で一致しました真顔


そしてようやく‼︎

2年越しで‼︎

義父の介護保険の契約が出来る日がやってきました笑い泣き笑い泣き笑い泣き


昨年義母が入院した際に、介護認定はどうにか(私が!)説得して取っておきましたが、その時にリハビリのデイサービスの必要性等々を説き、何をどう説明しても


「そんなのは必要ない‼︎自分でこーやったりあーやったり、いつもやっとる‼︎」

「オレはケアとかそんなのは大っ嫌いなんだ‼︎」


と激昂して終了無気力


ベッド用手摺り等の介護グッズを借りるのさえも「カネがかかる‼︎要らん‼︎」と拒否され、サービスの利用はしていませんでした


ですが今回ようやく自分が動けなくなって初めて、専門家の下でのリハビリの必要性や、風呂掃除などの手伝いを介護保険で頼めることを理解し、利用する気になってくれました爆笑



足が動かなくなり、夫が「それ言わんこっちゃない」と義父の過去の判断を責めた時

「オレは行かないとはひと言も言ってない。返事をしなかっただけだ‼︎プンプン

と言い放ったらしく、現場に居た私としては、もうホントに笑うしかありません笑い泣き

屁理屈のキレも最高で、しっかりしているのはメデタイことではありますが、マトモに付き合っちゃいられません笑い泣き



義母がお世話になっているケアマネさんが義父も担当してくださり、もちろん家庭事情はよおおおおく、ご理解いただいており、プライドを傷つけないように上手にお話しくださり、めでたく義父は、リハビリのデイとお掃除のヘルパーを頼むことに同意してくれました。


ケアマネさんが義父に買い物支援について聞くと、もちろん義父は義母のことなどこれっっぽっっっちも考えず、自分の都合のみあれこれ言うので、隣にいた夫がブチギレました。


夫「アンタの話しなんかどーでもいいんだよ‼︎家のことを頼むんだよ‼︎アンタは昔から家のことなんてこれっぽっちも考えてないだろう‼︎ムキー

義父「オレはオレのこと言ってるんだ‼︎そんなのは男がやるもんじゃないんだ‼︎」(仕方ないけど、ホントにもう爆笑笑い泣き)

夫「いつの話してんだ‼︎今は令和だ‼︎昭和引き摺ってるヤツはもう消えてくれ‼︎」

義父「お前はなんだそんな邪険な言い方をして‼︎母親と父親と態度を変えて、何なんだ‼︎」


(実際はこれよりもっと凄絶なやり取りがありましたが、詳しくは書ききれないので骨子のみで笑い泣き)



私は新婚の時、夫が義父と喧嘩して首を絞めようとしたのを義母と止めたりした経験もあるので真顔全く驚きませんが、ケアマネさんはこんな罵倒合戦に立ち会うの、嫌ですよねぐすん


子が親に手をあげるなんて、と思うかもしれませんが、夫は義父にそれほどまで深い恨みがあるんだなぁと思います。

夫とは中学からの同級生で、性格は非常に頑固ではありますが、おそらく同級生の間ではかなり温厚との評価だと思います。もちろん私に手を挙げたことは一度もありません。

親子は血が繋がっているからこそ、逃げられないし許せないのだろうし、私にはその気持ちはわからないので、傍観するしかありません。


首締め事件の時に思ったのは、なんかこの家族ってマンガみたいだなーー、てゲラゲラゲラゲラゲラゲラ

他人の自分は気楽でいいな、と思っていたし、今もそう思いますにやり



さて、義父への聞き取りの間、義母は不機嫌なのか具合が悪いのか、能面の様な顔のまま俯いたまま凝視

これもいつものことなので、私は時折、具合が悪くないか声をかけて大丈夫なことを確認しましたが、ケアマネさんはずっと義母の様子も観察しながら声かけをして、とても気にされていました。


途中、昭和だ令和だとのオモロイ場面もありましたがにやりなんとか無事に契約が出来、義父の通うデイとヘルパーさんを探していただき次第、サービスを開始するという算段が付きましたルンルン


やれやれねー



そして玄関を出てケアマネさんとお話しした時。

すごーーく私のことを心配してくださいました。

病気のことも電話で軽く話していたので、余計に気遣ってくださったのが嬉しかったです。


同じ様な状況でも夫婦仲がそこそこであれば、こんな面倒なことはなく、夫婦単位でサクサクとケアプランを作れるでしょうけれど、二人が全くバラバラで協力態勢は皆無なので、今まではもちろんサービスが始まっても、それぞれの意見や要望を私が聞き取り汲み取って、ケアマネさんに繋がなければなりません。ここまでもそうでしたが、この先も、二重にも三重にも私が間に入らなければ、何も動きません。


ケアマネさんはそういうこと全てを理解して私を気遣ってくれるので、本当にその気持ちが有難く、そのプロフェッショナルな仕事に感銘を受けました。



私が中高生の頃、母は仕事を辞めて祖母を引き取り、在宅介護していましたが、その頃は、誰かが犠牲になるのは当然という社会の仕組みでした。ですが今は違います。


とはいえ、私が病気にならなければやはり、私は頑張ったり我慢したり何かをたくさん諦めたりしていただろうなと思うのです。

病気になって良かったなんて思いませんが、今は自分のことを大切にしないと、私こそが家族の荷物になってしまうので、どこかで割り切って、決して無理はしないようにと思います。(もうすでにかなり無理だけどえーん)


悲しいことに、今も介護離職される方はたくさんいます。

これからさらに高齢化が進み、若い人がもっと少なくなっていきます。ますます若い現役世代に介護離職させるわけにはいきません。国が滅びてしまう真顔


皆が元気で長生きできれば良いのですけどね


まずは自分の今を、なんとかしなきゃアセアセ

子どもたちが留守の夜

クリスマスツリー🌲を観に

夫とドライブラブラブ