病室は東側の窓側なので

夜が明けるのを毎朝見られますおねがい


空の状態もその日によってまちまちで

雲がほとんどない快晴から

厚い雲に覆われている日まで

同じ表情の日はありません


日の出の時間近くになってもお日様が見えないと

少しガッカリだけど

実は日の出の2時間ほど前

今の時期は東の空に明けの明星=金星が

輝いていることを知ってから

まずは4時頃に金星を見てから

本を読んだりウトウトしながら日の出を待つ

というのが毎朝のルーティンです


なので金星が見えないと

雲に覆われたこちらの空の中に閉じ込められたような気持ちになったり

お布団を掛けてもらったような気持ちになったりして

もう一度布団に潜り込みますにやり



お天気の良い日は

空が明るくなって朝陽が射すころ

鳥が啼きながら南から北に飛びます


習性なのだろうけどなんでだろう?

生物の授業を真面目に受けなかったから

わからない真顔


なんで??

ご存知の方

誰か教えてくださいえー?


鳥も夜は木の枝で寝るのよね

朝になるとどこかに飛んで行く

そして一日のお仕事が始まる


仲間同士ほぼ同じ時間に起きて

同じ方に行って

ご飯を探しに行ったりするんだろうな


同じ鳥でも啼きかたにはバリエーションがあって

何を言っているのかとても気になりますうーん

喧嘩してるの?注意してるの?世間話?

単なる挨拶?ミーティング?


鳥の中にも個体差はあるだろうから

丈夫な個体脆弱な個体

横暴な個体気弱な個体

モテる個体イジられる個体

自分勝手な個体お節介な個体

きっといろいろいるよねうーん

それをお互いどういう風に認識しているのかな

人間みたいに一々気にしないのかな


体力がない子は

群れから置いていかれたりしないかな


朝はそんなことを考えながら過ごしていますにやり



私は毎日

菌を出来るだけ排除した病棟で

有難いことにお薬が良く効いて

病気自体はどんどん良くなっています


なーーーんにもしない時間

こんなの人生で初めてだな

子どもの頃はこんな時間があったのかな


でも

することがたくさんある時って

行動も思考も

その時に大事なことだけを選んでやっているから

細かいことには気付かなくなる

というか

そんなことを気にかけている場合ではなくなる

のだなあと実感します


それはそれでとても幸せなことです

あれこれどうでも良いことを考えて

面倒なヤツになるのは

ヒマだからではないかとも思うしにやり


でも一方で

「すべきこと」のために何をするか選ぶのは

もちろん必要だけど

「べき」ことだけが

本当に大切かはわかりません

自分の心にとって大切なことを端折っているうちに

大切なことが何かも

忘れてしまうのかもしれない


それが良い悪いではなくて

それをわかっていることが大切だと

思いました


ただ生きるためだけに生きる動物ではなく

せっかく人間に生まれたからねほっこり


こんなことを考えていられるなんて

忙しく充実している時には無いこと


贅沢な時間ですねおねがい

感謝

いつも朝は好き