ステロイド服薬から3日目の
週明け一番はまず検査でした
内容は
血液、X線は胸部と歯、骨密度測定
血液は朝イチで病棟の看護師さんが取ってくださり
朝食後
X線撮影に出かけました
今日の技師さんは可愛らしい女性
更衣室に入って検査の身支度をする時から
至れり尽くせり痒いところに手が届く
口調はあくまで丁寧で柔らかく感じ良く
今回私は痛い検査でも何でもないのに
こんなに大事にしてもらって
癒されます
こちらは入院しているので
そのままでも撮影出来る身支度で来たつもりだったけれど
骨密度測定をするにあたり着衣に甘いところがあり
そういう一つ一つの対応が
やはり女性は女性の気持ちに寄り添ってくれて
安心感抜群で嬉しいです
胸部X線は普段通りに終え
そのまま隣の機械で歯のX線撮影
位置について顔を固定しスタンバイOK
「周りの機械が動きますがじっとしていてくださいね」
マウスピースを噛んで頭を固定しているので
眼だけで頷きじっと待ちます
すると
チャラチャラチャラリララ〜ン
と
誰もが知るベートーヴェンの名曲とともに
機械が回り始めました
こ、これは‼️
たのすぃーーー
東◯ネズミーランドかU◯Jか
と気分は急騰
しかし
お決まりの初めのフレーズを2回くらい繰り返して
アッサリ終わってがっかり
もっとも
いつまでもやられても困るけど
久しぶりに聴いた生の音楽(生演奏という意味ではなくその状況でしか聴くことができないと言う意味で)に
かなり心が動かされました
てか
こんなので心動かされるって
アタシ相当枯れてるな
思うに
電話の保留音もそうだけど
これだけ技術が進歩した現代
4小節で1フレーズとか2フレーズとかを
なんの味わいも色気もない電子音で
エンドレスループするところから
一歩脱却して
曲
を聴かせてくれないものか
それなら電話の呼び出しを待つのも苦にならないし
検査なら楽しくなるんじゃないかなあ
もう一度プリーズ
て思うかも(あ、必要ない?)
そして骨密度測定
これは大腿骨の上を機械が細切れに止まりながら
測定していくらしい
やはり
「機械が動きますが足は動かさないでくださいね」
と言われ
じーっとしていると
始まりました
すると
「機械が一歩動いて止まって撮影」
の規則的なリズムに合わせて
ミ・ミーーー、ミ・ミーーー、
と音程付きのオスティナート
しかし即興能力低いアタシは
そこに楽しいメロディを乗せられぬ
ああせめて
E〜B〜E(ミ・ミー、シ・シー、ミ・ミー)
とか
Em〜Am〜Em(ミ・ミー、ラ・ラー、ミ・ミー)
とかにしてくれないかなあ
隣の壁には
木に葉っぱが数枚残り
枝に小鳥がとまる絵が
シールで描かれていて
むーーん
これはこのオスティナートの「お題」なのか…?
なんて思ったりしているうちに
楽しい検査は終わってしまいました
病院て
奥深いわあ
お見舞いに来てくれるという友人に
ノンカフェインの美味しいお茶のティーバッグを
お願いしたら
こんなスペシャルなのを買ってきてくれた
うれしーー
これで入院生活がまた少し楽しくなる
ありがとう