肺炎に罹りおよそ1ヶ月

息苦しさと咳が取れず

途中何度か受診するも

画像では良くなってきてるから様子を見ましょう

と言われ様子を見ていたら

また熱が出ました


明らかに初期よりも苦しいし咳は増えていて

発熱してようやく

仮病とか気のせいではないとわかりましたぼけー


再度レントゲンを撮ってもそれほどの悪化は見られませんでしたが

CT画像を見てすぐに

呼吸器内科受診を申し渡されました


呼吸器科の先生がいる病院の中で

東京医大?慶應病院?どこが良い?

と聞かれたけど

「行きやすくて近いところで‼︎」

とお願いしたら

駅近の総合病院に問い合わせてくださいました


しかし‼︎

受診の予約が出来るのは2週間後ガーン


さすがにそんなに待てないよう

だってもう一ヶ月も

社会生活から離れてるのよーーえーん


しばらく待合室で待機していると

お願いした病院の救急外来で

すぐに診ていただけることになりましたガーン

どういう仕掛けかわからないけど

感謝笑い泣き笑い泣き笑い泣き


そして

紹介状と履歴のCDを持って出かけました


救急外来のインターホンを押して名乗ると

すぐに診察室に案内されました


夜間の救急外来は

子ども達が幼い頃に何度も通いました

待合室には

ぐったりしたお子さまを連れた親御さんとか

おじさんとか(酔っ払い?)たくさんいらして

時々救急車が入って来て

物々しく処置する声や音が聞こえてきました


だけど今はまだ午前中

閑散と静かな時間が流れる中

なんとなくのんびりした気持ちで

診察室の椅子に座るや

若くてテキパキした感じの美人看護師さんが

ワゴンをガラガラ持ってきて

もんのすごく手際よく

私の腕を取り血圧を測り

優しく語りかけてくださりつつ

体温計を渡され血中酸素濃度を測り

血をちゅーっと抜かれているうちに

忍者のように先生が入っていらしてPCを開いて

問われるまま経過をお話ししました


いやーーーなんかこれだけでも

プロを見ました(当たり前か爆笑)

無駄のない動きの美しさ鮮やかさに

具合が悪くて来ているにも関わらず

うっかりウットリしてしまいましたラブ


お忙しい先生は

初め紹介状も画像も見ておらず

酸素値も問題なかったので


「主観的に息苦しいというだけでは治療はできないんですよ」


なんて言われたりして

私も


「気のせいだと思いたいんですけどねえ、どうもそうでもないかもー?昨日は熱も出ましたのでーー」


と強気だか弱気だかわからない返事をしていると

ようやく取り込まれた履歴のCT画像を見て


「あーーー凝視そーか、そーゆーわけか、あーーー、うーーん、そーなんだーー、見てなかったからわからなかった」


というわけで

めでたく?さらにたくさんの検査に回され

かかりつけの先生からのお手紙に加え

たくさん先生とお話しして

そのうち第一回血液検査の結果が上がってきて

原因はおそらくコレではないか

というアタリが付きました


ですが診断を決定付けて治療に入るには

もう少し踏み込んだ検査が必要だそうで

入院して検査を受け

そのまま治療に入るのがよかろうとのことでした


そして先生は

検査は早くても2週間後にしか取れない無気力

と頭を掻きむしりながら仰りつつ

カレンダーと睨めっこして


うーーーーーーんショボーンショボーンショボーン

来週。来週の木曜日、良いですか?


良いも悪いも

私はどうせ今は歌も歌えない

仕事できない

ライブもコンサートも無理

もう今は身体治すことしかやることない

(てか先生だってホントは今すぐ入院ですよって言ったじゃん笑い泣き)

てわけで


あ、ダイジョブですうぶー


と返事をして

前日に検査前外来検査

当日入院検査

どうしても翌日帰りたくなっちゃったための翌週外来診療予約笑い泣き(ただし経過がすんごく良かったらとの条件付き)

を取りました


そして

検査の説明を受けました

恐ろしさにビビりました

何が恐ろしいって

歌い手の生命線である声帯や気管支や肺が

検査で傷付くのです

かなり苦しくて辛い検査とのことで

それももちろん怖いけど

それよりももっと怖いのは

その後歌に支障が出るかもしれないという

リスクを理解した上で

検査を受けるのです


もちろん

検査を受けない

という選択肢もあります


先生はとても丁寧に時間をかけて説明してくれて

とりあえずは検査と入院のお約束をして

入院予約手続きのため

各所でまた説明を細かく受けて

本日の診察と検査の代金数万円ゲッソリを支払って

気付いたらおやつの時間も過ぎていて

疲労困憊して帰路に付きました


帰り道も

検査を受けるかどうかずっと悩んでいましたが

呼吸器科受診の報告と

入院中に必要な薬を処方してもらいに

かかりつけ医に寄って検査のことを相談したら


検査は辛いけどやっといたほうがいいよ

再発もする病気だし、はっきりさせといたほうがいいよ真顔


と言われて決心がつきました


当然のことながら検査を受けるかは自己責任で

全て本人もしくは代理人が決断しなければなりません

本当は医師が患者に

決定を促すような言動をするのは

良くないのでしょうけれど

こういう風に言ってもらえると正直助かります


万が一何事か起きて

「あの人に言われたからやったのに」

と思ったり言ったりするのは

誰にとっても良くないけど

それでも

背中を押されないと決断できないこともある

背中を押してもらえるから

前向きになれることもある


この先生は義父母のかかりつけ医でもあるので

「私が留守の間、義父母をお願いしますキラキラ

と頼んできました


「困ったらいつでも電話してねー」

…て先生、私は電話出来ないけど爆笑

とても心強いです

ありがとうございます


遠くの親戚より近くの他人


感謝照れ

義母は一日デイサービスに行っていたのに

帰宅後今日もこんなにおかずを作ってくれた

入院すると報告したら

家のことは大丈夫よ

ゆっくり休みに行ってらっしゃい

すっきり良くなって帰ってこられるわよニコニコ

天使かえーん