思えば

小中学生の頃から

土や風の匂いのする歌が好きでした


童謡でも唱歌でも歌謡曲でもクラシックでも

そういう感覚が呼び起こされる歌を歌いたかったように思います


たぶん20代の頃から

そんな感覚を共有出来る人を探していました


いろんな方と出逢って

時に話したり

時に音を紡いだり


今ありがたくも

人生も音楽も大先輩で

ジャズやフリー畑で

ずーっと活動されてきた素敵な方々と

時々演奏させていただいています


その方々は

クラシック曲も演奏してくださるけれど

クラシックにはなりません

ジャズにもならないし

他の何にもなりません


ただ

その方々が紡いできた人生の

色と匂いと風が吹くだけです


共演をお願いした当初は

求道者である方々から何か少しでも感覚を学べればと思っていましたが

数年間ご一緒してふと気付きました


その道をずっと歩き

豊かな知識や技術や経験を蓄えていらした方々と

向き合うためには

まずは自分の根や軸をしっかり育て続けることが大事なんだなあ


(ホンモノとは、求道者たり得るという意味で)

本物に混じりたければ

自分も(レベルはさまざまであれど笑い泣き)本物である(あろうとする!)気概で向き合わなければ

混ざれない


のですよね



ということで

もう一度自分のホームで歌を勉強しようと思い

信頼する大好きなピアニストのまりちゃんと

まりちゃん経由で友達になった歌い手のタロちゃんと一緒に

ドイツ歌曲と日本歌曲に造詣が深く

素晴らしい歌手であり指導者である松井康司さんと

歌曲伴奏の巧手であるピアニストの東井美佳先生の

レッスンを受けに行きました


お二人の素晴らしい講義に

自分の勉強不足や怠惰や無知を突きつけられながらも

知らないことを知ることの楽しさに

3人で軽くコーフンしました❤️


そのあともさらにレッスンをお願いして

ますます楽しくて

次はいつ頃お願いしようか

もっと密度高いレッスンにするために

もっとちゃんと勉強してから行きたいな

曲は何を持っていこうか

などとわくわくしていますラブ


学生の頃のレッスンとは違い

曲や音楽を深く探る旅の中での気付きは

音楽が

世のさまざまな事象と繋がっているという気付きでもあります


それは

素晴らしい足跡を残した作曲家や演奏家も

同じように感じ考え実験し実践してきたこと

という現実を知ることでもあり

その熱量にほんの少しでも触れられることへの喜びや感謝、尊敬でもあります



物事は

自分の視座から見ることと

視点を変えて見ることで

立体的に見えてきます


なのでいろんな視点を持ちたくて

あちこち迷走して悩んだりしながらも

時々自分のホームに立ち戻ると

見え方が変わっていたりします


きっと

こんなことをずーっと繰り返しながら

1mmでも前に進みたいと思って

歌っていくのかなあ

なんて

思いますラブラブ



大地と風


私が目指しているものは

たぶんずっとこれおねがい


そして

少し

近付いてきているような

そんな気がして

ますます歌が好きになっていますキラキラ