このご時世で、義母に面会できないのが辛い。
義父は気が張っているのか生き生きしてる。
結婚して60数年来何ひとつしたことがないのに、掃除も洗濯もしている。ご飯は私が教えた通りに自分で研いで炊いてパックにし、おかずは義母が常備していた冷凍ものや私が作ったものを、毎日同じ時間にきっちり用意して食べている。
毎夜私に電話をくれる義母には、何も心配はないのでとにかくゆっくり養生してと伝えているけれど、そう言われて果たして義母が嬉しいのかはわからない。本当は、寂しいし不自由で困ってるから早く帰ってきてと言う方が義母は喜ぶのかもしれないとも思う。
顔を見て、手を握って話したい。
義母が留守で、一番寂しくて心細いのは私なのかも。
義母の古い友人のおばちゃんから労いの電話をもらったら、どうも心の調子が良くない。
人生の山谷を越え生きてきた優しいおかあさんの優しい気持ちには、心が甘えてしまうね。
