姉からの情報によると最近のコブタはいつに増して怒りっぽいらしいので、さてどう過ごそうか。
こんなことを考えていると、ベビーシッターの仕事と大して変わらんなあ...と思います。
機嫌が悪い時は音楽が一番。
「先日ワタシちょっと歌ったんだけど、動画観る?」
「観る観る![]()
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」
かくして動画再生スタートするや、じーーーーっっと聴くコブタ。一曲終わると、ここからはコブタ娘の精神修養タイム。女王コブタの独善悪辣毒舌批評に吹き飛ばされないように身構えます。
「これ、誰が歌ってるの?」
「ワタクシです」
「へええええ
コンサート、出来るんじゃない
」
「これライブを撮ったのよ」
「え????そうなの?へええええ!!他にはないの?」
で、2曲目。
「これ、何人で演ってるの?」
「四人よ」
「えっっっ
それだけ!?すごくたくさんみたい
」
「楽しい?」
「うん![]()
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」
「...ねえ、これアナタが歌ってるの?」
「そうよ」
「このオーケストラはどうやって集めたの?」
「集めたんじゃなくて、ご一緒に演っていただいてるの」
「なんで?」
「なんでって、いろんな有難いご縁があったのよ」
「だって普通に聴けるよ?コンサート出来そうよ?」
…3度の食事を摂るようにほぼ半世紀、あらゆる場所や状況で演奏し続けてきた手練れの方々を捕まえて、「コンサートできる」「普通に聴ける」てアンタ...![]()
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コブタ娘のワタクシ、「オーケストラ」の皆様方とご一緒するにあたり、体液逆流して胃が口から出そうなのに、コブタのエラソウな口ぶりはどうだ![]()
無駄に真面目で自分に甘く出来ないワタクシ
的には羨ましくもあるけれど、なんかホントにイラッとするなあ。
「ねえねえ、これ、コンサートしなよ![]()
」
しつこいコブタ。うん、気に入ってくれたのね。よかったよかった。感謝してね。アナタの不肖の娘がお陰様でシアワセなんだから。
「聞こえないよ?もっとちゃんと歌った方が良いねえ
」
などと言われながら
、平和な時間を過ごしました。
昼食の後片付けをしてリビングに戻ると、いつも通りコブタはベッドに潜り込んでいました。
今日はコブタ対応のついでに転調の練習をするべく、穏やかで明るい童謡をピアノでたくさん弾きました。
寝てはいないようだけど起きてもこないコブタ。
1時間ほど練習した後、コブタに帰る旨伝えると
「なんで帰るの?」
「家でやることあるから」
「帰るのやめなさいよ」
「へ???自分の家があるから帰るわよ」
「えーー、居てほしい
」
「夜にはお姉さん帰ってくるから。また来るね
」
「やっぱり音楽は楽しいねえ。ヘタでも楽しい」
...はい???![]()
ちょいとほろっとさせといて、なんだそりゃ![]()
和声を確認しながらの辿々しいピアノだし、そもそも練習なので上手くないのは事実だ。
でも、
なんや腹立つわあ![]()
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「お母さん、自分で弾いたらもっと楽しいわよ
」
「やだ。だって上手く弾けないもん。上手いなら弾くけど弾けないのは楽しくない
」
「弾かないで上手くなれるはずないでしょ
上手い人も練習して上手くなったのよ」
「そうだけどお。弾いて欲しい。ヘタでも聴いてて楽しいもん」
だーかーらーー、
そのひと言、要らんわ![]()
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母にも生音聴かせてやりたいな

