息子がレポートに四苦八苦していて
どうやら現実逃避をしたいらしく
珍しく実家に一緒に行くと言うので
運転手を兼ねて連れて行きました
午前11時頃に到着すると
こぶたちゃんはきちんと起きて着替えてはいたけれど
テレビを見てぼんやりしていました
息子を見て嬉しそうに笑うや
「何をすれば良いのかわからないわ
」
とソワソワ
どうやらおもてなししなければと思っているようです
息子が父の書斎に本を漁りに中座すると私に向かって
母「えーーーっと…あの子はS太よね?」
私「ざんねーん!Kタローでした‼︎
」
母「あらあ…間違えた…アタシ、ボケてきたかなあ…
」しゅーーん
いつも通りのすったもんだをしながら
お昼を食べ終わって
母「ほかの二人はどうしたの?」
私「お姉さんは仕事で夜に帰ってきて、お兄さんはここには住んでないよ」
母「孫は誰がいたかしら?」
私のところに二人
兄に一人
合計三人だと言うと
アタシは三人産んだのに‼️(まだここは覚えてる)
三人しか孫がいないなんて
そんなの仕方ないでしょう
居るだけ有り難く思ってちょうだい
今日のコブタのテーマはズバリ
「孫の数が少ない」
で
これを何度も何度もバリエーションをつけて
繰り返しました
息子に向かって嬉しそうに
「もうすぐ孫、できるよねえ
」
(誰の孫や?
)
いえ、できませんて
そもそも相手がいませんから
「そうかあ、手順を踏まなきゃいけないもんねえ、順番が逆になってもねえええ
」
いやイマドキは順番はまあそれほどね
「そーゆーわけにはいかないわよっっ
やっっぱり順番はだ・い・じ‼︎」
ああそうですかそうですねえ
息子はそれ以前の問題なのでまあええですわ
息子がどうも兄に見えるらしく
(似てないのに)
母「Hさん(兄の妻)どうしてる?」
K太郎「会ってないよ」
母「えっっ⁉️なんで⁉️
」
K太郎「ボクK太郎だよ
」
母「あれーーあああそうかーーもうわかんなーい
」
(決まり悪そうにしょんぼり)
すかさず私
お兄さんはずいぶん前から一人よ
兄のことも母の永遠のテーマらしく
家庭事情をいくら伝えてもインプットされず
私にも姉にも何度もなんども繰り返し聞いてきます
「はあああ…そうなのおおお?」
そうなのよ
お兄さんの作るご飯すごく美味しいのよ〜
Hさんに鍛えてもらって良かったよねえ
「えええっ⁈ケシカラン‼️なんでアタシに作ってくれないの⁉️」
…そこですか
歌でも歌おうか
「歌う歌う‼️Kちゃん一緒に歌おう
」
というわけで
即席コンビで二重唱することになりました
しかし
息子世代の童謡は
戦前生まれのばーちゃんの得意分野とはずいぶん違います
隅田川の歌ならなんとなく知ってるかも?
と口を滑らせたK太郎
意地でも譜面を見つけねばと
血眼になって探したら古ーーい教科書が出てきて
隅田川の歌の譜面発見

息子はほんとうにこの曲を
なんとな〜くしか知らず
細かいところはテキトーなのですが
ばーちゃん大喜びで
「いいねえええ
歳の差コンビで売り出そう

」
アタシたちうまいねえすごいねえ
と
生き生き艶々してます
そんなにうまいうまい、て
ちょっと厚かましくない?
「あらあ他人と比べる必要ないでしょ?
良いものは良い、うまいものはうまいのよ‼️」
我が子(私たちきょうだい)を育てる時は
散々周りを気にしてたくせに‼︎
まあいいか
歳を取って認知症になるのも悪くないね
帰り支度をしていたら
「Y(兄)はいつ帰るの?」
とK太郎に聞くこぶたちゃん
それはK太郎でアタシの息子よ
「あらーーー間違えたっっ
あははは
」
数時間前のしょんぼりと全然違うやん
楽しかったね
また歌おうね
声を出すこと
息を合わせること
心を合わせること
歌は本当に素晴らしい
