実家はもはや姉の家になってきているし
母の食事も姉が管理しているので
私が食料を買う必要はなく
掃除機かけもルンバがやるから不要なので
姉からは
もっと別のことをしてくれとのオーダーが入りました
やはり
物忘れが加速しているコブタちゃんのためには
歌が良いでしょう
というわけで
今日も訪問歯科診療立ち会いのあと
ピアノの蓋を開けます
楽譜を忘れてしまったので
棚を探すもめぼしいものは私が自宅に持って行ったのでコーラス譜はなく
伴奏が残念で旋律のみの簡単な譜面ばかり
仕方ないのであるものを開いて弾き出すと
すぐに一緒に歌い出すコブタちゃん
赤い靴、里の秋、蛙の笛、お正月、小さい秋見つけた、たきび、故郷、野菊、七つの子、雀の学校、たなばたさま、まっかな秋、めだかの学校…
こうして歌ってみるとどれも良い歌
今日はコブタちゃんが絶好調なので
ほんの少し歌のアドバイスをすることにしました
今日は
「お尻(の穴)を締める」
これは基本中の基本です
理由等々少し説明し始めるや
「わからないわそんなの難しいできない」
あ、そうよね、大丈夫みんなそうよ
私の言う通りににしたらすぐに楽に声出るから
私は人一倍出来が悪くて身体も貧弱でポンコツで
どうしたらこのポンコツでもそこそこ歌えるのかを
ずーっと考えてきて
折々に勉強してきました
今は解剖学の先生の講座で勉強していて
たくさんの音楽家の先生方からご指導を受けたことや自分の感覚と合わせて
ようやく本当にスッキリ納得しています
今は
扱いにくい声や身体、年齢肌ならぬ年齢声にどう対応したら良いのか
自分がまだ経験していないこと(老いや病など)に対して
憶測やイメージで適当なことを言うのではなく
体質性質、その時の状態まで丁寧に見ながら
古い楽器でも弱い楽器でも
良さを引き出して気持ちよく楽に鳴らしてあげられるお手伝いをできたら
と思っています
コブタちゃんは
幼い頃きょうだいで歌う時もママさんコーラスでもずーっとアルトで
高い声は出ないからムリ
といつも言うけれど
今日はメロディを歌ってもらいます
あれこれは難しいので
ワンポイントだけのアドバイス
一声ずつちょっとの微調整しながらね
3声目くらいで
笑っちゃうくらいさっきと違う良い声
でも本人は頑張っていないから歌っている気がしなくて
「これでいいの?声出てるの?」
なんて言ってるけど
良いのです
それが正解なのよ
そして今日ももちろんスマホで録音
客観的に聴くのは大事
再生すると
「これ歌ってるのアタシ⁉️
こんな良い声なら
歌手になれば良かったわーーー」
…全然客観的ちゃうやん
「アタシのほうが若いムスメより上手い!良い声!
信じられない‼︎」
…コブタ舌好調
そのあともかれこれ1時間半以上歌い続けた84歳
(50歳のアタシ、疲れました)
次の歌を歌うと前の歌は忘れてしまうので
同じ曲を何度も新鮮な気持ちで楽しく歌うコブタ
…可愛い
小学校や学生時代に歌った歌は
歌詞をほぼ覚えているのもスゴイ
でも発声のワンポイントアドバイスは
2フレーズ歌う間もなくすぐに忘れる
とはいえ
何度も何度も何度もしつこく繰り返したので
最後は
「お尻ずっと締めてたから疲れちゃったわよ」
て
スゴイね楽しいね
また歌おうね
85歳歌手デビュー目指して
レッスンだ‼️
アタクシ音痴ではないかという疑惑
初見で伴奏弾いて
即興でアルトパート付けて
ソプラノ聴いて引っ張って
なのでこれくらいでお許しを