◾︎神奈川県大会 初戦 | 横浜西リトルシニアのブログ

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8月2日。

前日に、8月に入ってからでは13年振りとなる梅雨明けが発表された関東地方。
本日もいよいよ夏本番といった炎天下の中、三年生最後の公式戦である、第42回神奈川県大会の初戦当日を迎えました。
本日も、チームは二手に分かれての活動となりました。
全選手とも8時半に専用練習場に集合。
近隣公園でのアップ後、練習場の設備をフル稼働させてのトレーニング、打撃練習、投手陣はブルペンでの投球練習等で約2時間、練習後ソーシャルディスタンスを意識しながらの昼食、その後公式戦組はチーム専用マイクロバスに乗り込み、本日の試合会場である藤沢シニアさんグラウンドに向かいました。

一方、サブメンバーは、来たる新チームによるオープン戦に向けて、午後から市内公共グラウンドに移動し2時間集中して練習を行いました。
グラウンドメニューは、
・キャッチボール
・ボール回し
・ケースノック
・シートノック
を行い、夏の強い日差しの中、大量の汗をかいてそれぞれの課題と向き合いました。


迎えた神奈川県大会初戦。本日の対戦相手は【相模原西シニア】。今年の公式戦初勝利を狙い、チーム一丸となって挑みます。


◾︎神奈川県大会初戦(延長8回タイブレーク)

相模原西 0 2 0 0 0 0 0 1    3
横 浜 西    0 0 0 1 0 1 0 2×  4

先行は敵軍、相模原西。
横浜西先発は、三年生の主戦本格派左腕。
立ち上がり、先頭打者を2-2から力のある直球で三振に仕留めると、次打者を右翼飛球、一邪飛に打ち取り、見事に11球で三者凡退。
最高の立ち上がりを見せます。

初回、横浜西の攻撃。
先頭の二年生遊撃手は中飛に倒れますが、二番の主将である三年生中堅手は3球目直球を鋭いスイングで強く叩くと、バットの芯で捉えた打球はアッという間に左翼フェンスであるネットを直撃。打者走者は迷いなく一塁キャンバスを蹴り、二塁を狙い猛然とヘッドスライディング。カットマンから二塁手へ良い球が返されベースタッチが一瞬早く見えましたが、惜しくも判定はアウトとなり二塁憤死。次打者は二飛に倒れ結果的には三人で攻撃終了。欲しかった先制点を奪えません。

2回表、敵軍の攻撃。
先頭の四番打者に中堅超えの単打を許し無死一塁。
次打者は強いスイングから痛烈な内野ゴロを放つと、これが内野手の失策を誘い無死一、二塁とピンチ拡大。六番は手堅く投前犠打を決め一死二、三塁となります。続く七番に一、二塁間を破る右前適時打を許し三走に続き二走も生還。0-2と欲しかった先制点を奪われてしまいます。次打者を二ゴロ、九番を三振に打ち取り主戦左腕は踏ん張ります。

2回裏、横浜西の攻撃。
この回、先頭四番は左飛で一死。続く五番の先発左腕はボールを見極め四球。次打者3球目にすかさずスチールを決めると、敵軍バッテリーミスで進塁し一死三塁と好機を作るも、六番が中飛、七番が三振に倒れ三塁残塁。惜しくも無得点で終了となります。

3回表、敵軍の攻撃。
敵軍は先頭からの好打順でしたが、三ゴロ、四球、遊飛、遊ゴロと四球を与えたものの後続を打ち取り無失点。味方の反撃を待ちます。

3回裏、横浜西の攻撃。
この回は八番からの攻撃でしたが、投ゴロ、三ゴロ、二ゴロで三者凡退。反撃の糸口を掴む事が出来ません。

4回表、敵軍の攻撃。
先頭の五番を二ゴロに打ち取りますが、次打者を四球、七番に左前安打を許し一死一、二塁のピンチ。しかし次打者を一ゴロに打ち取ると、一塁手が軽快にゴロを捌き3-6-3の見事な二重殺。相手に流れを渡しません。

4回裏早めに反撃したい横浜西の攻撃。
この回は打順良く二番からの攻撃。
先頭が遊ゴロ失策で出塁すると、すかさず初球にスチールを決め無死二塁。次打者の3球目に捕逸があり労せず三塁へ。いきなり無死三塁と得点の好機を迎えます。
次打者は惜しくも外角いっぱいの直球で三振に倒れ一死。ここで敵軍守備陣は定位置シフトを取る中、続く四番・主砲を担う三年生一塁手が三ゴロ。5-3と渡る間に三走が生還し1-2。続く五番は中飛に倒れ攻撃終了。しかしこの回、無安打ながら1点を奪い、1点差に詰め寄ります。

5回表、敵軍の攻撃。
この回から、左翼手だった三年生本格派右腕がマウンドへ。
先発の主戦三年生左腕は、4回を投げ57球で被安打3、与四球2、奪三振2、失点2(自責点0)と試合を作り、見事に先発の役割を果たします。
先発左腕からバトンを受けた三年生本格派右腕も威力ある直球が冴え渡り、敵軍九番からの攻撃を三振、三振、四球、三振。四球を与えるもアウトは全て三振。見事な救援を披露し流れを呼び込みます。

5回裏、横浜西の攻撃。
この回は六番の三年生捕手からの攻撃も遊ゴロ、続く七番の打順で監督が主審に代打を告げ二年生外野手が右打席へ。しかしここはスイングアウトの三振に倒れ二死。
続く八番、三年生三塁手が右打席へ。2-1からの内角直球を叩き、三遊間を破る左前打で出塁すると、続く九番の打順で再び監督が主審に代打を告げ、長打力が売りの二年生外野手が打席に入ります。初球から果敢にフルスイングした打球は敵軍二塁手、右翼手が懸命に追うも、右翼線フェアゾーンにポトリと落ちる安打に。この間に打者走者は二塁へ。二死ながら二、三塁と一打逆転の好機を作ります。しかし続く一番の二年生遊撃手が惜しくも三ゴロに倒れ攻撃終了。

6回表、敵軍の攻撃。
この回、敵軍は四番からの攻撃。
しかしここも三年生本格派右腕は力のある直球を軸に、右飛、三振、二ゴロ。13球でしっかりと三者凡退に打ち取り、味方の反撃を待ちます。

6回裏、横浜西の攻撃。
この回先頭の主将である二番・三年生中堅手が三塁線を突破、快足を飛ばし一気に二塁を奪い無死二塁。続く三番は好救援の三年生本格派右腕。ここはチーム打撃で右飛。二走はタッチアップで三塁へ。一死三塁と一打同点の好機を作ります。
続く四番はチームの主砲である三年生一塁手。4球目を捉えると、期待通り打球は左中間を破る適時打となり、三走が生還。遂に2-2の同点に追いつきます。続く五番は先発し好投した三年生左腕の左翼手。鋭い打球は二塁手正面のライナーとなり、二塁手が捕球→一塁へ転送し一走は戻れず惜しくも二重殺となり攻撃終了。しかしこの回、遂に同点に追いつきます。

7回表、敵軍の攻撃。
この回敵軍は七番からの下位打線。しかしここも三年生右腕は危なげなく中飛、三振、三振。見事14球で三振凡退に打ち取ります。

7回裏、横浜西最後の攻撃。
しかし我が軍も六番からの打順で中飛、一飛、左飛と三人で攻撃終了。

試合は2-2のまま、延長8回に突入。延長からは両軍一死満塁のタイブレークでの闘いとなります。

8回表、敵軍の攻撃。
一死満塁から、敵軍一番打者に初球を狙われ中超えの適時打を許し、三走が生還し2-3。タイブレークからリードを許してしまいます。再び一死満塁の場面、二番打者にカウント2-2から敵軍ベンチはスクイズ敢行。しかしここは打球が切れ三振。次打者は1-2から威力十分の直球で見事スイングアウトの三振を奪い、最少失点で切り抜けます。

8回裏、横浜西本当に最後の攻撃。
敵軍は先発右腕から投手交代となります。

我が軍も同じく、タイブレークで一死満塁からの攻撃。この回先頭は九番に途中から出場している長打力が売りの二年生外野手。1-1からの3球目を叩き、打球は三遊間を破る適時打。三走が生還し再び3-3の同点に。ベンチが沸き返ります。尚も一死満塁で先頭に戻って一番の二年生遊撃手が右打者へ。1-2からファウルを挟み4球目。強く叩いた打球は難しいバウンドで再び三遊間へ。敵軍遊撃手は補球出来ず打球は左翼へ抜けていきました。
三走が生還し、見事横浜西のサヨナラ勝ち。
一度もリードを奪えない厳しい展開でしたが、2度のビハインドをもろともせず見事、最後の最後で勝利を手繰り寄せました。

初戦を突破した我が軍は、次週10日の2回戦
にコマを進めました。
三年生最後の戦いはまだまだ続きがあります。次戦も横浜西らしく、最後の最後まで諦めず全員一丸、泥臭い全力プレーで闘おう!