◾第48回日本選手権関東支部予選リーグ戦 第二戦 | 横浜西リトルシニアのブログ

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7月19日。

前日も梅雨空の雨天でグラウンド練習が急遽、専用練習場での班分けをした練習となり、それぞれの時間帯で汗を流した横浜西ナインはこの日、公式戦組とグランド練習組の二手に分かれ活動。
公式戦組は朝7時15分に専用練習場に集合し、前週同様に千葉県富津市にある横浜南シニアさんグラウンドに向かう予定でしたが、前日からの降雨でのグラウンドコンディション不良から、急遽神奈川県平塚市内の平塚シニアさんグラウンドに試合会場が変更。12時試合開始予定が、14時開始にこちらも変更となりました。

一方、グランド練習組は8時半に専用練習場に集合。近隣公園でのアップ後10時過ぎに近隣公共グラウンドに出発。公式戦組の勝利を願いつつ午前11時から14時はグラウンド練習。基礎練習、ボール回し、遠投、三ヵ所ノックを行い、投手陣はグラウンドをフルに使ったランニングで汗を流しました。特に三ヶ所ノックは内野二ヶ所、外野一ヶ所に分かれ気温の上がる中、効率よく一時間半に渡り行われ、特に一年生には体力的に堪えるメニューとなりました。、以降は専用練習場に戻り各位課題改善に取り組みひたむきに汗を流しました。


公式戦組は、前週に続く公式戦となる本日の対戦相手は、二年前の一年生大会で対戦した【横浜南シニア】。前回の対戦で惜敗を喫した相手に、雪辱を期してチーム一丸となって挑みます。



◾予選リーグ戦 第二戦(引き分け)

横浜西 0 0 1 0 1 1 0   3
横浜南 2 0 0 0 0 0 1   3

昨日からの雨でグラウンドコンディションが心配されましたが、平塚シニアさん関係者の方々の懸命なグラウンド整備にて、何とか試合開催に漕ぎつけて頂きました。平塚シニアさん関係者の皆様方、多大なるグラウンド整備、誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。

14時44分、定刻14時より44分遅れでのプレイボール。

先行は横浜西。
対する敵軍先発は、主戦の三年生本格派右腕。
初回、先頭の二年生遊撃手が四球を選び、次打者3球目に見事スチールを決め無死二塁と先制の好機を作りますが、先発右腕のゾーンに制球された力のある直球と鋭く曲がる変化球のコンビネーションに圧倒され、二番打者から四番まで三者連続三振。残塁で無得点に抑えられます。

1回裏、敵軍の攻撃。
横浜西の先発は、前週に続いて主戦の三年生本格派左腕。
先頭打者2球目に中前打を許すと、すかさずスチールを決められ、無死二塁。次打者は3球三振に打ち取り、一死を奪いますが次打者の3球目に暴投が絡み一死三塁といきなりピンチの場面。三番打者を遊ゴロに打ち取るも、三走が生還し0-1。二死走者無となりますが、続く敵軍四番打者の3球目、高めに浮いた直球を捉えられ、左翼超えのソロ本塁打を許し0-2。尚も五、六番に連続与四球で二死一、二塁と再びピンチとなりますが、ここは七番打者をスイングアウトの三振に仕留め、2失点で切り抜けます。

2回表、横浜西の攻撃。
期待の五、六番は連続三振で二死。続く七番の三年生二塁手は左打席から快音を残すも、中堅手正面の中飛となり3人で攻撃終了。反撃の糸口を掴めません。

2回裏、敵軍の攻撃。
この回は下位打線。先頭は八番打者からの敵軍攻撃。
カウント3-2から力のある内角直球でスイングアウトの三振を奪い一死。続く九番打者は力ない内野飛球となるも失策となり一死一塁。しかし次打者の際に見事な牽制で一走を刺し二死。先頭に戻り一番打者には四球を許すも次打者は捕ゴロに打ち取り敵軍攻撃終了。

3回表、横浜西の攻撃。
この回先頭は八番の三年生三塁手。カウント3-1からの5球目、やや内角寄りの直球をバット一閃、フルスイングで捉えた打球は風にも乗ってグングンと伸び、深々と左中間を破る長打。外野にボールが転々とする間に打者走者は一塁、二塁キャンバスを蹴り一挙三塁へ。左中間突破の三塁打となり、いきなり無死三塁の好機を演出し、三塁側ベンチが盛り上がります。続く九番打者のところで、監督が主審に代打を告げ、力強いスイングが魅力の二年生外野手を右打席に送ります。
二年生外野手は0-2からの3球目、惜しくもスイングアウトの三振に倒れ一死。
打順は先頭打者に戻り、一番の二年生遊撃手が右打席に入ります。カウント3-1からの5球目、放った打球は二塁キャンバス寄りの遊ゴロ。三走は第二リードから打者が打った瞬間に本塁へ激走。敵軍遊撃手が捕球、本塁に送球し際どいタイミングのクロスプレーとなりますが、捕手の触球より一瞬早く、スライディングした三走が本塁キャンバスを左手で払い、砂煙が舞う中、主審は大きく両手を左右に広げ判定はセーフ。三走生還で欲しかった1点を奪い1-2。1点差に詰め寄ります。尚も一死一塁から一走が見事、次打者2球目に鮮やかにスチールを決め、一死二塁。得点圏に走者を置き一打同点の好機を作ります。しかしこの場面、二番打者がスイングアウトの三振、三番は遊ゴロに倒れ惜しくも1点で攻撃終了。

3回裏、敵軍の攻撃。
この回敵軍は三番からの好打順でしたが、先発の主戦左腕は尻上がりに調子を上げ相手クリーンナップに対し三振、遊ゴロ、三振。見事14球でこの試合初の三者凡退に仕留め、味方の反撃を待ちます。

4回表、早めに追いつきたい横浜西の攻撃。
この回は四番打者の主戦左腕からの攻撃。しかしここは四番・五番が連続してスイングアウトの三振に倒れ二死。続く六番の三年生捕手はファウルで粘って3-2からの7球目、惜しくも投ゴロに倒れ三死。走者を出すことが出来ません。

4回裏、敵軍の攻撃。
この回から前回試合でも好投した、二年生左腕がマウンドに上がります。この回先頭の敵軍六番打者に左前打を許し、後続を捕手ゴロ、左翼飛球で二死。続く九番に四球を与え二死一、二塁とするも、先頭に戻り相手一番打者は3-2からの8球目をスイングアウトの三振に仕留め、二者残塁で無失点で切り抜けます。

5回表、横浜西の攻撃。
この回、先頭は七番に入る三年生二塁手。
左打席から2球目を捉えると、打球は中堅へ。敵軍中堅手の頭上でグラブを弾く長打となり一挙に二塁を陥れ、いきなり得点圏に走者を置く好機を演出します。
続くは八番の三年生三塁手。カウント1-2からの4球目、外角寄りの直球に力無くバットだけ合わせた打球は一、二塁間を抜け右前への安打。無死一、三塁と同点または逆転の走者を出し好機拡大します。次打者の2球目にスチール敢行しますが、敵軍バッテリーの素早いモーションから二塁キャンバスへ矢の様なストライク送球で一走は憤死。一死三塁に変わります。九番は先程代打出場しそのまま右翼手に入った二年生外野手。カウント2-2からの5球目、直球をフルスイングした打球はフラフラと右翼線に上り、フェアゾーンにポトリと落ちる安打に。三走が生還する適時打となり、ついに2-2の同点に追いつきます。先頭に戻り一番打者は三ゴロ。二塁憤死で二死一塁となりますが、一走が企てたスチールをまたも素早く正確なストライク送球で二塁憤死となり、攻撃終了。しかしこの回、横浜西はついに同点に追いつきます。


5回裏、敵軍の攻撃。
この回敵軍は二番からの好打順。しっかり抑えたい場面でしたが先頭に左前打を許し無死一塁。続く三番は打たせて二飛。四番打者には低めを丁寧につき、ファウルを挟んだ2-2からの6球目を打たせ、中飛で二死。五番には再び左前打を許し二死一、二塁とピンチになりますが、次打者を中飛に打ち取り二者残塁。この回も走者を出しながら粘り強く要所を締め無失点に抑え、流れを渡しません。

6回表、横浜西の攻撃。
この回、我が軍も二番からの好打順。先頭は投ゴロに倒れ一死。続く三番に入る三年生左翼手が右打席へ。ここは3-1からボールを見極め四球。ここで敵軍先発の主戦右腕から左投手へ交代します。打席に入るのは、二番手で登板し粘り強い投球を見せている二年生左腕。カウント1-1からの直球を捉えた打球は見事、低いゴロとなり三塁線を綺麗に破る安打に。敵軍左翼手が打球処理に手こずる間に一走は二塁、三塁キャンバスを蹴り一挙に本塁へ。逆転の適時二塁打となり、ついに3-2。この試合初めて、リードを奪います。続く五番の三年生一塁手も中堅に弾き返す安打を放ち、一死一、三塁。追加点を奪う好機が訪れます。六番は好機に滅法強い三年生捕手。ベンチの期待は最高潮に達しますが、ここは遊ゴロとなり、惜しくも6-4-3の二重殺で攻撃終了。しかしこの回、横浜西はついにリードを奪います。

6回裏、敵軍の攻撃。
この回、敵軍は七番打者からの攻撃。
二番手の二年生左腕はこの回、八番打者に四球を与えますが、この回も粘りの投球で無失点。リードを守ったまま、ついに最終回を迎えます。

7回表、横浜西最後の攻撃。
この回は七番からの攻撃も、遊ゴロ、中飛、三振で三者凡退。3-2のまま最終回敵軍攻撃を迎えます。

7回最終回、敵軍の攻撃。
この回、再び投手が変わり前回のオープン戦で好投した内野が本職の二年生右腕がマウンドに立ちます。
先頭の二番に左前打を許し無死一塁。続く三番は手堅く送る投前犠打となり、一死二塁。続くは本塁打を放っている四番打者。カウント3-2からファウルを挟み7球目をフルスイングした打球は三遊間を破る適時打となり、二走が生還。ゲームは3-3の振り出しに戻ります。続く打者は捕ゴロに打ち取り二死一塁。次打者の際に一走がスチールを企てますが、捕手から素早いストライク送球で二塁刺殺となり三死で試合終了。3-3の引き分けに終わりました。

粘り強い本来の野球を披露するも、惜しくも引き分けた横浜西。しかし木曜日にも再び試合が控えています。
次回も同様に、最後の最後まで諦めない粘り強い横浜西本来の野球を見せられる様、再びチーム一丸となり、本年度の公式戦初勝利を目指して全力プレーの全員野球で前進し頑張ろう!