カンガルーケアについて | ブルターニュの小さな町より

ブルターニュの小さな町より

フランスでの育児生活と私事の小さなつぶやき日記。

2012年の夏に、パリからブルターニュのFouesnantという小さな町に引越してきました。
大きな町のQuimperまで車で20分のところに住んでいます。

2012年12月21日に男児を出産。
元気に巨大に成長中!!

昨日妊娠講座に行ってきてから、

いったい日本ではどうなってるのかとカンガルーケアについてネットで調べてみると。。。


日本では大変な方向に進んでいるらしく・・・びっくりです。


これについて私が論議していいのかは分からないし、

現在の日本の出産事情をよく知らない私がブログに書いてもいいのかと思ったのですが、

あまりのショックで1妊婦として私の思ったことを書いてみることにしました。


まずはこちらのブログを呼んでみてください。

http://www.geocities.jp/southsweel/KOUTAROU.html

http://www.geocities.jp/southsweel/KUNOU1.html


確かに、フランスでももちろん医療事故はあります。


でも、夜勤時に助産婦さんしかいないというのはないと思います。

産科医さん助産婦さん看護士さん介護士さんが、そろってグループ単位で動いています。


看護士さんのレベルも日本より責任が重く、専門によって更に細かく分かれているようです。

オペ室専門、小児医療専門など

助産婦さんもその中の専門職のひとつです。


仕事に対する考え方も、良い意味でも悪い意味でもはっきりしている国ですから、

日本のように権利、利権とかあまり仕事上関係なく、

表面上の付き合いというよりは、人間的なコミニケーションが大切かもしれません。


たとえば、こちらの方からへたくそなフランス語でも、一生懸命に話しかけることが大切ですし、

コミニケーションを取れば取るだけ、1人の人として見てくれます。


だから、こんな事故はフランスではありえないような気がします。


中には意地悪な人もいるけど・・・またそれは別の話で。


それに権利を訴える場は他にもあるのし、組合の連結力は想像を遥かに超えています。

たとえば、飛行機のパイロット、新幹線の運転手などのストは決まって、

人に迷惑をかけるバカンス時の前日からですし・・・。

もちろんその間は、ほんのちょこっとしか動きません。


分娩室の温度管理は徹底されてるようですし、

母親が水平状態でカンガルーケアを始めることはまずないようです。


最近では父親との関係を深める為に、母親と父親どちらにも行うところが増えてきているようです。


日本は唯でさえ少子化で大変なのに、その上こんなことに・・・。

悲しい限りです。


このブログを見て、泣かずにはいられませんでした。

日本での出産環境が少しでも良くなることを願っています。




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