梅雨明けが待ち遠しいこの頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。4月に入職した、理学療法士の古関と宮﨑です。私たちは入職して2カ月がたち、少しずつ業務にも慣れてきました。
 当院リハビリテーション科では新人教育にMini CEXというものを取り入れています。
 Mini CEXとは、新人療法士が患者様に対して適切なコミュニケーションや評価ができているか、先輩方に評価してもらう新人教育ツールの1つです。
 学生時代とは異なり、1人で患者様に向き合わなければならない責任感と、先輩に見守られているという緊張感のなか一生懸命取り組みました。内容としては、患者様にどういった病歴があるのか、入院前はどのような生活をされていたのか、介入前日から情報収集を行い、患者様の全体像を把握してから実際にリハビリを行うといったものです。 

 事前に患者様にどういった検査や治療を行うかプログラムを立てます。先輩方の見守りの下で行うと、緊張から十分な力が発揮できず、難渋することもありましたが、無事修了することができました。
 今回の取り組みを通し、療法士としてどのように患者様に向き合って行けばよいか具体的に考えたことで、自信をつけることができました。更に、自分自身の長所や短所を見つけることができたように感じます。これから自分の強みを活かし患者様に寄り添い、一日でも早く先輩方のような療法士になれるように頑張ります。
  

                                           理学療法士  古関史弥・宮﨑梓穏