Ustおつかれさまでした♡続投!!『ソフィーの選択』ーわたしと本と映画と | 木村美月ブログ『美月の冒険』
Ustreamご視聴ありがとうございました!!
配信に関して、色々とご迷惑をおかけしてしまったかもしれませんが、本日、役者陣が多く集まり楽しい放送となりました╰(*´︶`*)╯♡

どうでしたかー!?!?
お便りもさまざま、ありがとうございます!✨


四月、色々なことが始まる中で観ていただき、とてもありがたく思います。
ちっとはストレス発散や楽しみになりましたかな?
アーカイブもぜひご覧下さい!!



、、、ということでここからは個人的モード🐐🐐

だいぶ前に『ソフィーの選択』という映画を観ました。それで、だいぶ前にレビューを書いたのだけれど、書ききれず、メモに残してそのままにしていました。

それを今貼り付けます。そして足します。






稽古終わり、少し気分を変えようと、TSUTAYAで借りてきました。
安易に、Yahoo!知恵袋で、いま現在いちばん演技の上手いハリウッド女優は?と検索しまして、メリル・ストリープと出まして、たしかに、『クレイマー、クレイマー』なんて凄かった、そっか、マーガレットサッチャーにプラダにマンマミーアに、、、
おおおー!

その中で、全く観たことがないけれど、いちばん興味惹かれたタイトルとあらすじ『ソフィーの選択』、メリル・ストリープの出演作品を借りてきたわけです。


これがね、、、


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

観る前に、いくつかインターネットでレビューを見させてもらいました。
せっかく稽古中に時間を割いて観るのだから、失敗したくないのです。多くのレビューに書かれていたのは

『人生は選択だ』という言葉。
どちらかを選び、またどちらかを捨てなければならない。人生っていうのは、選択の連続なんだよ。
その選択の重さを、語ったレビューが多かった。この作品のテーマですものね。
ふむふむ、なんて思いながら、わたしは中学の大事な男友達に言われた言葉を思い出していたのです。


高校生の頃付き合っていた男の子がいたのですが、その子の親友がその男友達でした。
わたしは、大きな理由もなく、とつぜん、その男の子を振りました。
その男の子はとっても悲しそうでしたが、わたしはもう先を見ていました。勝手に、方向転換したのです。
自分の未来に、その男の子と一緒に過ごすことを思い浮かべなかったのです。なぜだろう、、、
直感、なんとなく、でした。

そして、わたしは誠に自分のタイミングで、さようならを告げた。
「みっちゃん、人生は選択だからね」

厳しい口調で、元カレの親友は言うんです。
「だから、いいと思うよ」


そう、だから、いいんです。
とても好きな男の子だったから、たまに、あーって思うんです。もう少し歳をとったら、もっと、思うでしょう。
それからたびたび、その男友達と会うのですが、そのたび、あたしはまだ間違えたなんて一度も思ったことのない人生に安堵を覚えると同時に、いつ選択を間違えるかも分からない先の人生を憂いているのです。ばかばかしいことに!

そんなことを思いながら、レビューを思い浮かべながら、映画を観ました。



「だから、いいと思うよ」とは言えない運命の元、選択を迫られてしまった女性のお話でした。

ユダヤ人でないのに、ナチスドイツの収容所に入れられてしまった女の人の話。
人間は、けっきょく、自分の良いように受け取るし、だからいいと思うよ、と誰かが言ってくれる事が多い(どんな意味を含んでいようと)、23歳のわたし。

わたしは、映画の中で、わたしの想像したことのない選択を迫られました。
そして主人公のように泣いて、叫びだしたくなりました。


答えのない作品にほど、たくさんの真実が隠れているように思います。


メリル・ストリープの演技、絶品でした。


感想って難しいですね。