新たな土木遺産は都心にある | 情熱Zoom

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 皆様こんばんは。デハ8606です。

 今日は日本橋川に架かる常盤橋を見に行きました。

 常盤橋は1926年12月に竣工した橋で、今週月曜日に土木遺産に認定されました。
 2連のアーチの上に、緩いアーチの道路を乗せた鉄筋コンクリート造りの橋で、土木学会のサイトによれば、「日本近代橋梁史、特に東京中小河川におけるデザイン思想に重要な役割を果たしている」とのことです。

 こういった2連アーチ橋は、なにも遮るものがない環境で撮るのが理想的ですが、日本橋川なので、高速道路の柱に阻まれてしまいます。
 結果として、それぞれのアーチの真ん中に柱が入り込んでしまいました。

写真1 常盤橋

 この常盤橋の周辺では、三菱地所による「TOKYO TORCH」という大規模再開発事業が行われています。
 このエリアと共に、この常盤橋が注目を浴びる日がやって来るのはそう遠くはありません。

 明日も皆様にとって良い一日でありますように。