75年前(1949年)の10月2日付の一般紙に、
あるニュースが掲載されました。
インドから日本へ象が贈られたという内容です。
前日に上野動物園で行われた贈呈式には、
時の日本の首相も出席。
終戦からわずか4年、人々の明るい話題となりました。
象の名前は「インディラ」。
贈る決断をしたインドの初代首相ネルーの
愛嬢の名でもあります。
式では、ネルー首相からのメッセージが紹介されました。
“この象はインドの子どもたちから、
日本の子どもたちへの贈り物です”と。
首相は続けました。
“世界中の子どもたちは多くの点で似ているが、
大人になると変わってしまい、
不幸にも時々、けんかをする。
それを止めなければならない”。
そして“君たちが成長した時には、自分の国だけでなく、
世界の平和に尽くしてほしい。
それが私の願いである”と。
自分だけの幸福や安全もなければ、
他人だけの不幸や危険もありません。
“自他共”を思考と行動の起点にしてこそ、
人類の平和は築かれるでしょう。
戦火の止むことを祈り、
自分の身近なところから平和を築く行動を開始したい。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!