江戸時代の話から。
 

鷹狩りをしていた将軍がある寺に立ち寄った。
 

80歳ぐらいの老僧が庭で接ぎ木をしていた。
 

将軍は笑った。
 

「その年になって接ぎ木をしても、
木が大きくなるまで命は持つまい。
心を尽くすことはあるまい」。


 

老僧は言った。
 

「よく考えてごらんなさい。
今、接ぎ木をしておけば後世の代で大きくなります。
そうなれば緑も茂り、
寺も木陰で涼むことができるでしょう。
私は寺のためにやっているのです。
私一代のためではありません」。

 

将軍は「もっともなことだ」と感心しきりだった。



 

『駿台雑話』という随筆集に紹介されています。
 

著者の室鳩巣は“老いた身であっても、
老僧が接ぎ木をするように後輩の道を開く一助になれば、
この世にいなくなっても生きているようなもの”

と力説します。

 

人材育成は接ぎ木のようなものかもしれません。
 

古代中国の箴言に「一度植えて一度収穫があるのは穀物、
一度植えて十度収穫があがるのは木、
一度植えて百度も収穫があがるのは人である」
と。

 

人材の実りは、これほど大きい。

 

輝く未来をつくる接ぎ木をする思いで、全力投球したい。

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!