報道写真家として名高い土門拳氏は、
子どもを撮る名手でもありました。
写真集『土門拳のこどもたち』(クレヴィス)を開くと、
傑作の数々が目に飛び込んできます。
収められているのは、
戦前・戦後の日本各地の少年少女のスナップです。
あの時代、着るものや食べるものが乏しくても
子どもたちは次々に遊びを見つけて楽しみました。
チャンバラ、ベーゴマ、おしくらまんじゅう、
ゴム跳び……。
一枚一枚に写る子どもたちは、実に表情豊かで、
笑い声や歓声が聞こえてきそうです。
土門氏は、かわいい盛りだった6歳の娘を
事故で亡くしています。
つらく悲しい思いをしたからか、
温かいまなざしでシャッターを切る人でした。
そんな氏は、子どもたちを「神の子」と呼びました。
最も尊く大事な存在という意味でしょう。
皆さんも高校・中学・小学生ら後継の世代を、
大切に育んできたに違いありません。
各地で子ども主催のイベントが開催され、
子どもが司会を務めたり、決意発表を行ったり、
特技を披露したりと大活躍。
感動と喜びが広がります。
“若い命”が輝けば、皆が元気になります。
明るい未来が見えてきます。
彼ら彼女らがすくすくと伸びゆくよう、
祈り、励まし、支えていきたいですね。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!