北欧ノルウェーでは、たんぽぽや、
ブドウの房に似たムスカリなどの花が咲き、
過ごしやすい季節になってきたといいます。
以前、この国の女性に話を聞きました。
ブラジル出身の彼女の母語はポルトガル語。
一方、ノルウェーの主な公用語はノルウェー語で、
現地の多くの人たちが話す言葉は英語です。
彼女は仲間を励ますため、
その二つの言語を学んでいました。
日々の社会活動は、さぞかし大変なのではないか。
そう聞くと、彼女は「いいえ」と答えました。
そして先人の命懸けの開拓で、
ブラジルやノルウェーが開かれたと語り、
「だからこそ今の私たちがある。
そう思うと感謝しかありません」と。
その瞳は青空のように澄んでいました。
めったにないことを「有り難い」と言います。
家族や友人、仲間……
今の自分がどれだけ多くの人の献身に支えられてきたか。
その“有り難さ”に気付くことができれば、
見える景色も苦労の捉え方も変わります。
真心に対し、驚くことでもなく、
珍しいことでもないように思ってしまうのは、
愚かな人の心です。
感謝の心を忘れず、
周囲に「ありがとう」の花束を送る人でありたい。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!