「春の妖精」と呼ばれる花をご存じでしょうか。
花びらを後ろにそらせる姿が美しいカタクリです。
先月、里山に凜と咲く“薄紫色の妖精たち”から
希望と活力をもらいました。
カタクリの開花期間は、わずか1週間ほど。
花が散ると、次の春まで土の中で休眠して力を蓄えます。
1年のうち、開花期間以外の多くの時間を
暗闇で過ごす姿は「寂しさに耐える」との花言葉の通り。
カタクリは、種から花が咲くまで7~8年ぐらいかかります。
植物が発芽する条件は①水②空気③適切な温度だが、
案内者によると、発芽後は特に水と光の条件が重要であり、
条件が満たされない場合、成長が難しくなるようです。
一つの花を咲かせるにも目に見えないドラマがあります。
人間だって、花と同じように、水がいります。
自分で自分を励ましたり、喜ばせたり、
心を生き生きさせないと、心は枯れてしまいます。
人間だって、花と同じように、光がいります。
人も、人から大事にされないと、心が枯れてしまいます。
だから一人が、みんなの太陽になることです。
心が枯れない限り、人生の花は必ず咲きます。
花の咲く時期は一人一人、異なるが、
試練を耐え抜いた先の歓喜の開花を確信し、
カタクリのような強い生命力で進みたい。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!