沖縄県のチョウに指定される日本最大級のオオゴマダラ。
黄金色に輝くさなぎから羽化し、
優雅に舞う姿は“南国の貴婦人”とも称され、
新年度の誓いに満ちた春を彩っています。
幼い頃から森で生き物たちと触れ合ったドイツの環境学者
エルンスト・フォン・ヴァイツゼッカー博士は、
特にチョウを好みました。
幼虫から美しい姿へと変わる劇的な成長に、
心引かれたからだといいます。
博士は13歳の時に小児まひを患い、足が不自由に。
だが試練に負けず、苦労をも人を思いやる慈愛に変え、
英知を磨きました。
より良い社会を築くために、世界を駆け巡ってきました。
沖縄のある女子は、中学の不登校という
同じ悩みをもつ友人と共に変わりたいと、
学会行事への出演を決意。
2人で吹奏楽団に入りました。
練習の中で、幅広い年代の楽団員が課題と向き合いながら、
励まし合う姿に胸を打たれました。
受験勉強との両立に挑んで迎えた行事本番。
喝采を浴びた2人は“私たちにも使命がある”
と涙しました。
今、進学した高校で新たな挑戦を始めています。
生命には、いかなる試練にあっても、
それをバネにして伸びていく力があります。
人間の可能性は無限大です。
勇気の羽を広げれば、どんな自分にも成長できるのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!