昨年11月、イギリスの伝説的ロックバンド・ビートルズが、
27年ぶりとなる新曲を発表しました。
楽曲制作は、すでに亡くなっているメンバーの歌声を、
AI（人工知能）で生前のテープから
抽出することで実現。
60年前、世界中に旋風を巻き起こした四人は、
科学の力で”よみがえる音楽”を通し、
今を生きる人々に、再び驚きと感動をもたらしました。
既成概念を打ち破る、新たな表現の可能性を
開拓し続けました。
その挑戦的な姿勢は、
音楽に対する純粋な情熱がほとばしっています。
ビートルズが駆け抜けた1960年代は、
人類の根深い断絶が浮き彫りになった時でもありました。
彼らはアメリカののコンサート（64年）で、
客席に人種別に分けられていたことに抗議し、
その”境界”を取り払いました。
やがて四人の音楽は、
”自由の象徴”として受け入れられていきます。
文化・技術の発展とは裏腹に、
なおも続く暴力や分断の連鎖。
時として、やはり人間は無力なのかと
嘆きたくもなります。
だが、明日を信じる”平和への声”は、
決して鳴りやみません。
一人の思いは小さくとも、腹から沸き立つ”ホンネ”こそ、
現状を打開する力が秘められています。
清新な発想と挑戦が、新たな時代を開きます。
今こそ、差異を超え、生命尊厳の哲学を
携えた人々が立ち、声を上げる時です。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫！大丈夫！
