高校野球の監督を経験した男性の話が
とても興味深かった。
かつて左翼手のレギュラーを2人の選手が争いました。
1人は無失策の手堅い守備が定評。
もう1人は難しい打球も飛びついて捕る好プレーで
何度もチームの危機を救いました。
男性が選んだのは前者の選手でした。
前者は相手チームの各打者のデータを事前に研究し、
試合前は打撃練習を観察していました。
「彼は打者ごとに、あらかじめ守備位置を移動していた。
だから打球を体の真正面で処理することが多かった」。
勝利を確実にする「“陰の努力の人”こそ本物の実力者」
と語る男性の持論を聞き、ある先輩を思い出しました。
以前、新聞配達員を35年間務めた方。
その頃の話を伺った際、
「私は大病やリストラなどの試練を克服したとか、
皆が驚くような体験はありません」と恐縮していました。
だが“翌朝の配達”のための努力は欠かさなかった。
冬季は風邪をひかないよう、首にタオルを巻いて眠った。
また、仕事の疲れを明日に残すまいと、
毎日、効率的な段取りを明確にしてから仕事を
始めたといいます。
どんな偉業も強固な礎の上に築かれます。
尊い“陰徳”の積み重ねがあればこそ、
盤石なものとなります。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!