フランスの文豪ロマン・ロランが
パリの高等師範学校で寮生活を始めた時のこと。

 

部屋割りが決まった後、
一人の生徒が遅れて駆けつけてきました。

 

どの部屋の生徒も、彼を受け入れるのを嫌がりました。
 

彼がユダヤ人だったからです。

 

ロランは、彼を快く受け入れました。
 

そのことで、周囲から陰口をたたかれることもあったが、
ロランは意に介さない。

 

2人は互いに切磋琢磨し合い、友情を深めました。
 

彼が落ち込んだ時には、
長文の手紙を送って励ましました。

 

「まっしぐらにぼくたちの道を行こうではないか」と。



 

2人の友情は、高等師範学校時代だけではなく、
生涯にわたって続きました。

 

年を重ねるほど、
とかく打算的になりがちなのが人間です。

 

青春時代に育んだ、世の風雪を耐え抜いた友情は、
かけがえのない人生の宝です。


 

人生において最も美しく、強く、尊いもの。
 

それが友情です。
 

友情が財産です。
 

友情というのは自分で決まるのです。
 

相手じゃない。
 

自分がどうかです。

 

宝の友情の芽が育つよう、皆で応援していきたい。

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!