百花に先駆け、各地で梅が開花しています。
 

石川県の能登半島でも、その景色が変わることはない。
 

厳冬の中で凜と咲く姿は、
人生にも必ず春が来ることを教えてくれているようです。


 

能登町の女性宅の庭先で
それぞれ赤と白の花をつけた2本の梅の木を見つめながら、
女性が笑顔で教えてくれたことがあります。

 

「亡くった夫が残した梅なんです。
白梅が夫で紅梅が私なの」。


 

6年前に最愛の夫が急逝。
 

彼女は介護福祉士として施設で働きながら、
3人の子を必死に育ててきました。

 

地元の小学校でボランティアに従事するなど、
地域活動にも奮闘。

 

幾多の風雪を乗り越え、
実証を示してきた彼女をたたえるように、
白梅が紅梅を優しく見守っていました。



 

梅花に思いをはせつつ記した記事を
読んだことがあります。

 

「たとえ今、試練の冬にあろうとも、
心は閉じこもりはしない。
一歩、北風に踏み出す勇気に、
戦う力、負けない力が湧き上がる。
その心には、もう勝利の春が始まっているのだ」。


 

能登半島地震から、2カ月が過ぎました。
 

いまだ先の見えない生活を
余儀なくされている方々を思うと、胸が痛みます。

 

「春告草」の異名を持つ梅の花を仰ぎつつ、
“福光の春よ来い”と、強く強く祈り続けたい。

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!