文豪・川端康成といえば、力強い目が印象的です。
こんなエピソードがあります。
ある夜、家に入った泥棒と、寝床の川端の目が合った。
すると泥棒は「駄目ですか」と言い、
逃げ出したといいます。
幼少の頃に両親を亡くし、
心を強く持って生きてきた川端の“人間の実像”が、
その目に表れていたのかもしれない。
実にいい笑顔、何よりいい目をした女性がいます。
会うだけで、こちらまで幸せな気分に包まれます。
彼女はかつて、夫と鉄工所を営んでいました。
その往時、経営に失敗し、
多額の負債を抱えた経験を持ちます。
育ち盛りの2人の子どもがいました。
彼女は“心まで貧しくさせまい”と毎朝、
鏡の前で自分の笑顔を見ました。
宿命の転換を強盛に願い、
使命の自覚と決意を新たにしました。
家族や周囲に悲しい目を見せたことは一度もありません。
負債は5年で完済。
後年、工場を新築もしました。
目に「人格」も「過去」も「未来」も
大きく映しだされています。
苦節が磨いた目の輝きで、
彼女は未来に伝え続けるに違いない。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!