高名な物理学者の朝永振一郎博士には、
ユーモラスな一面がありました。

 

落語が大好きで、
東京教育大学(現・筑波大学)の学長だった頃も、
しばしば時間をつくって寄席に通っていたといいます。


 

ノーベル物理学賞(1965年)の授与の知らせが
届いた時のこと。

 

喜んで祝った後、風呂場で転んで骨折し、
その年のストックホルムでの授賞式に

行けなくなってしまった。
 

そこで、こう一言。
 

「ノーベル賞を貰うのは骨が折れる」。
 

時に議論が過熱する学術界で、
しゃれや冗談を飛ばす明るい人柄が、
どれほど雰囲気を和らげたか。

 

目に浮かぶようです。



 

今夏の全国高校野球選手権大会を制した
慶応義塾高校のモットーは

「エンジョイ・ベースボール」
 

笑顔を貫いて、頂点まで勝ち上がったチームの
主将の言葉が印象的でした。

 

「野球は楽しいんだぞ、という本質を表現できた」。

 

どんな世界でも、大事を成そうとするなら、
真剣に挑むのは当然です。

 

しかし、力んだり気負ったりすると逆効果の場合も。
実力を全開にするには、
ほどよい精神の解放感も大切だろう。


 

さあ、実りの季節へ。
 

皆で和気あいあいと声をかけ合い、朗らかに前進しよう。

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!