果樹王国・岡山でモモとブドウを生産する男性が今年、
就農20年を迎えました。
「最初の10年は生活するのに精いっぱい。
次の10年で収益が安定しました」。
彼の実家は農家ではない。
「おいしいモモを作りたい」と農業の道に入ったものの、
土地もない、道具もない、経験もない――
まさにゼロからの出発でした。
それだけに「妻や農業仲間をはじめ、
周りの支えがあったればこそ」と感謝を忘れない。
この20年、心の支えになったのが
「“天下一のモモ”を作る」との誓いでした。
誓いを果たす努力は惜しみませんでした。
農業技術の勉強会への参加はもちろん、
栽培方法の試行錯誤を重ねました。
失敗は数え切れないが、地道な苦労の積み重ねが今、
大きく実り始めました。
農業は近年、「天候不順との戦い」
と言っても過言ではありません。
昨年に続き、今年も地域のモモは不作だったが、
彼の農園の収量は平年並みで売り上げは
過去最高に迫ります。
しかも雨が降らなかった分、
香りが強く、味が凝縮した絶品のモモができ、
購入者から「今まで食べたモモの中で一番おいしい」
とのうれしい声も。
「苦に徹すれば珠となる」(吉川英治)。
人生勝利の果実を得るまで
「努力の人」「忍耐の人」でありたい。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!