少年がクイズを出しました。
「『貧乏』の反対は何?」。
一人の少女の「貧乏ではない」との解答に、
思わず膝を打ちました。
貧乏ではないから裕福、とは限りません。
「平和」の対義語は「戦争」だが、
平和は単に“戦争でない状態”を指すのではありません。
語意で反対の関係でも、
現実的にはそうとは言い切れないことがあります。
長く病に苦しみ、そこから抜け出せない心細さを
嘆く女性がいました。
近所に住む女性が赴いては、
「あなたの幸せを祈っています」と声をかけ続けました。
やがて、治療のかいもあって病気は治りました。
女性は病苦から解放され、不幸を脱したと安堵しました。
だが、「幸せ」は実感できませんでした。
そんな時、女性の言葉を思い出しました。
「仲間や友人に尽くす日々を送れて本当に幸せです」
との女性の言葉に、“幸福の実像”があると感じました。
「不幸でない」ことと「幸福」は同じではありません。
自分のことと同時に、
他者の幸せや社会の繁栄に目を向け、行動を起こす。
幸福の門はそこから開かれます。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!