「私には、人生のヒーローがいます」。
先月のアメリカの大学の卒業式で、
卒業生の代表が語りました。
「一人は、大学のカメラマンを務めてきた方です」。
そのカメラマンは昨年、闘病の末に尊き生涯を終えた、
大学3期生の男性です。
大学の草創期から職員になり、
やがて大学建設の歩みを残すアーカイブ(記録)を担当。
大学生の笑顔の多くは、彼が撮影したものです。
彼はプロのカメラマンではなかったが、
“大学の歴史を残す”との一心で腕を磨きました。
さらに働きながら教育学博士号を、
後年にはアーカイブ分野でも修士号を取得。
大学のアーカイブシステムを盤石にしました。
先の卒業生は、「見返りを求めず、自分にできること、
正しいと思うことに全力を尽くす人々のおかげで、
今の自分がある」と、亡くなったカメラマンをはじめ、
支えてくれた人への感謝を語りました。
ある哲学者は、「真の英雄とは/無私の心で/
人々のために/社会のために/最高に価値ある/
人生の道を勇敢に/戦い開く人のことである」と。
自らが決めた“使命の道”を敢然と進む人は、
周囲に勇気の波動を広げます。
その人生の軌跡そのものが、
後世の「希望の光」となるのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!