政治評論家の森田実氏が7日に亡くなりました。
 

享年90歳。
 

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

10年ほど前、友人が氏の事務所で取材した時のこと。
 

デスク周辺には数百冊の本が積み上げられ、
本棚にも数千冊の本が並んでいました。

 

「若者と政治」をテーマにインタビューを進める中、
氏は有名な
『論語』の一節を口にしました。

 

それは孔子が自身の人生を振り返った言葉。
 

「15歳で学問を志し、30歳で立ち上がり、
40歳で迷いがなくなり、50歳で天命を知り、
60歳で他人の意見が自然と耳に入るようになり、
70歳で自分の心に従って行動しても
規範を踏み外すことはなくなった」。



 

氏は続けました。
 

「孔子は70代で亡くなるのですが、
私は今、80歳にして、
『若者の役に立ちたい!』
こういう心境なのです」
と。

 

その後の氏は未来ある若者のため、
「大衆と共に」を信条に、
時勢におもねらない言論を貫いたように思えてならない。


 

取材の折、氏は同じく『論語』から
「後生畏(おそ)るべし」の言葉も送ってくれました。
 

後輩の世代には無限の可能性がある。
 

青年は自分を信じ、失敗を恐れずに挑戦する。
 

大人は青年が可能性を開くチャンスを与える――
との意です。

 

青年を守り、青年の心で前進し続ける人でありたいと誓う。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!