火事で森が燃えた。
生き物たちが逃げ惑う中、
1羽のハチドリがくちばしに水を含んでは、
1滴ずつ落とした。
「そんなことをして何になる」との声にこう答える。
「私は、私にできることをしているだけ」。
南米に伝わる「ハチドリのひとしずく」という物語です。
ハチドリが立ち向かったのは、炎だけでなく、
「1人では消せない」という無力感だったに違いない。
物語は、草の根の行動が大切なことを教えています。
昨年、男女学生が学生平和意識調査を実施しました。
「日常生活で核兵器について考えるか」
との問いに63・2%が「考える」と回答するなど、
若い世代の間でも、
核兵器への関心が高いことが浮かび上がりました。
あるメンバーは当初、
「こんな調査に意味はない」と感じていました。
だが、友人との語らいを重ねる中で、
対話が核兵器廃絶への連帯を築くことに気付きました。
「世界平和は、自分の行動から始まることが分かりました。
これからも挑戦を続けます」と語ります。
核兵器廃絶や気候変動などの地球的問題群の解決に向けて、
「一人の力」を信じ、結集していく。
その先頭に立つのが、私たちの使命です。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!