ある女性は息子が幼かった頃に
絵本の読み聞かせをしていて、ふと思いました。

 

“わが子はまだ言葉を覚えていないのに、
どうして私が読む話の内容に、
笑ったり驚いたりできるのだろう”。


 

彼女は考えた末に気付きました。
 

息子は絵本を見つつ時折、顔を上げ、
母である私を見つめながら聞いている。

 

きっと、私の表情や声から
何かを感じ取っているに違いない、と。

 

同じ言葉でも、話し方や声の調子で伝わり方は異なります。
 

発する側の思いいかんなのだ、と思いました。



 

その息子が大学生となった年、彼女は大病を患い、
決意しました。

 

“幼い頃、息子に読み聞かせを通して、
「優しい心」や「正しい生き方」を教えてきた。
今回は試練と闘う姿を通して、伝えていこう”
と。

 

彼女が毅然と病魔に立ち向かうほどに、
支える家族との団結は一層強くなっていきました。

 

安心感がにじみ出る彼女の笑顔は
“必ず宿命転換できる!”という確信を、
家族や友達に届けました。

 

やがて病を克服し、彼女は今も勇気を届けています。

 

笑顔は、幸福の結果というよりも、
むしろ幸福の原因だといえるでしょう。

 

そんな笑顔が広がれば、
世界はもっと明るくなるに違いない。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!