小学生の娘を持つ男性が話していました。
ある日、帰宅した娘が声を弾ませて語った。
「風邪で学校を休んでいた○○ちゃんが
来週から来るって皆が言ってた」。
明くる日、下校した娘は浮かない顔。
聞けば
「今度のテスト、難しいらしいってうわさなんだよね」
とのこと。
娘は二つの話の真偽を自分で確かめたわけではない。
「それなのに、その“うわさ話”に喜んだり、
消沈したりしている」
と父親である男性は苦笑しました。
ある研究によれば、
「うわさが広がる量=話題の重要さ×内容のあいまいさ」
の定式で表されるといいます。
人々にとって重要事だが、
内容が明確に把握されていない時、
その度合いに応じて、うわさやデマは広がっていく。
ことわざに「流言は知者に止まる」とあります。
愚者は根も葉もない話を言い広めるが、
智者はそのような愚行に及ばないという意味です。
先の定式に照らせば、事象を正確に理解し、
あいまいさをゼロにすれば、
かけ算の答えに当たる“デマの拡散”もゼロになる。
人間には「物事を理解したい」
という知の欲求が根源的に備わっています。
だからこそ本質を見抜き、
正邪を判断できる眼を養うことが重要です。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!