封筒には、ペン字で埋め尽くされた便箋が
7枚入っていました。

 

1973年6月、新聞の記者が書いた手紙。
 

「私にとっては大事な宝物。
大切に保管し、時々、読み返しています」

と今年、喜寿の女性は言います。


 

当時、新聞に質問箱という人気コーナーがありました。
 

読者から寄せられた質問に答えるもの。
 

例えば「喜びを覚えない」と嘆く人には
「目標を定め挑戦していくこと」と、
「転職すべきかどうか迷う」人には
「仕事の実情を熟知して選択を」
とアドバイスしています。



 

冒頭の女性は、乳飲み子を抱えながら
一家和楽の貫く方法を尋ねました。

 

質問箱を担当する記者は
“紙面より手紙で答えた方がいい”と判断。
 

読者の境遇に思いをはせ、
環境に左右されない自己を確立する大切さ、
何でも相談できる良い先輩を持つことなどを訴えました。


 

約50年前、手紙を受け取った女性は
大道を歩み、今、幸せ輝く境涯に。

 

乳飲み子は社会の第一線で活躍します。
 

女性の孫に当たる、男性の子どもたちは
学校で英知を磨きます。


 

真心は必ず相手の心に届きます。
 

文豪ゲーテは親友からの手紙を
“自分に残された最も美しい記念品”
として大切にしました。
 

友を思う心を紡ぎたい。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!