鉄鋼王のカーネギーは貧しい家庭に生まれました。
その中でも、両親は“子どもに正しい人生を歩ませるには、
家庭を楽しい場にすること”と思い、
近所の子らも呼んで遊ばせました。
また母は悩む人のために尽力を惜しまなかった。
カーネギーは両親を誇りとし、自身の家庭環境を
「なにものにもかえることのできない尊い宝」と記した。
ある女性は兄と妹の3人きょうだい。
父は会社勤め、母も軽ワゴン車で
焼き鳥の移動販売をして働いたが生活は苦しかった。
それでも家族の笑顔であふれていました。
両親が、人にに尽くす姿を見て、
子どもたちは真っすぐに育ちました。
ある夜、小学生だった女性は、
一つの布団に並んで横になる母に言いました。
「大きくなったら、お母さんに宝石を買ってあげる」。
母はほほ笑んで語りました。
「あなたたち3人が世界一の宝石よ」と。
“心の長者”の境涯で、
励まし合って生きる以上の宝の人生はない。
そんな両親の生き方の尊さを、
3人の子は成長するほどに痛感したことだろう。
現在、彼女も3児の母親。
あの日の母の言葉を、わが子に語りかけているといいます。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!