風を得て大きくなる「求羅(ぐら)」
という想像上の生き物が仏典に出てきます。
大風吹けば求羅は倍増します。
大難に遭うほどそれをバネに、
人は強く大きく成長できます。
そしてどんな苦難も乗り越えられます。
沖縄の男性は高校卒業後、父の事業が破綻。
家計を支えるため、昼夜なく働きました。
母は憔悴し、兄弟は病に。
苦境を嘆く彼に、先輩が言いました。
“逆風を前進の力に変えることができる”。
この励ましを胸に現実と格闘する中、
職場で模範の業績を収め、念願の結婚もかないました。
だが、宿命の嵐は続きました。
うつ病を発症し、出勤できなくなりました。
長男には眼疾患が見つかりました。
闘病を続けること2年余。
長男と自らの病を克服した彼は、
再就職先で世界トップセールスの称号を受賞。
試練という“逆風”に立ち向かい、人生の飛躍台とする――
その源泉こそ不屈の勇気です。
苦難に負けない強き生き方は、
縁する人に希望を送る力の証明となります。
本年のご愛顧に感謝を申し上げますと共に、
来年も変わらぬお引き立てのほど、
よろしくお願い申し上げます。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!