原発避難者の美術展を訪れた友人。
 

会場には感想ノートが置かれており、
その中の文章の一つに目が留まったそうです。


 

「作品から感じたのは
『花が開くような湧き上がる強い力』
生命が奥底から空に向かって放つ、
力強い生きるエネルギー。
作者はどれだけ
『頑張ろう』と、
心に言い聞かせてきたのだろう。
日常を失ったつらさや悲しみをひっくり返し、
強いエネルギーに変えた思いを感じました」。


 

同じ作品を見ても、感じ方が自分とこれほど違う。
 

名も知らぬ方の豊かな感性に学び、
改めて作品を鑑賞しました。



 

美術展を開いた原発避難者が語っていました。
 

11年前、原発事故が起こり、
古里を離れて避難生活が始まった時、
「なぜ?」と悩んだといいます。

 

先輩に相談すると、
「悩むために避難所に来たのではない。
悩みを乗り越え、
同じように悩む方に希望を送るために来た」

と確信できた、と。


 

「幸」の字の中に「辛」があるのは、
辛いということを心の中にしっかりと持って
生きていくことでもある――
こう言った詩人がいました。

 

誰しも苦難はあります。
 

だが、苦難は人生を深める糧となり、
苦難に立ち向かう姿は他者を励ます力になります。

 

負けない人生でありたい。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!