以前、数人の仲間と懇談しました。
各人の社会的立場や役職は異なるものの、
皆が同じく40歳でした。
40代は健康状態、家庭状況、仕事の職責など、
環境が大きく変化する時。
厳しい現実に直面し、
未来への希望を見いだしにくい場合も少なくない。
話題に上った友の悩みはそれぞれでした。
だが、どれも人生の岐路に差し掛かった
年代ならではの内容に、皆が共感し、
奮闘を誓い合いました。
戦国武将・武田信玄が“勝負の心得”
を教えた言葉があります。
「四十歳以前は勝つように、
四十歳から先には負けぬように」。
当時と今の“40歳”の持つ意味は違うだろうが、
文の本意は現在にも通じよう。
この信玄の思考に、
目先の勝敗よりも将来の勝利を第一とする
“将の大局観”を見ました。
ただ現在のみ勝てばよいというのでは意味がない。
現在も大事だが、将来はもっと大事です。
将来、勝つために、今をどうするか。
旅路は長い。
未来を見つめ“今”を悔いなく生きる。
それが、人生の総仕上げという究極の勝利の大道を
切り開いていくのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!