深紅の大優勝旗が「白河の関」を越えた、
熱戦の余韻が冷めやらない。
夏の甲子園は、宮城・仙台育英高校が
東北勢初の頂点に立ちました。
同校は厚みのある打線が最後まで好調を維持。
全試合を好投手5人による継投で勝ち抜きました。
悲願の全国制覇を成し遂げた背景には
「日本一激しい」と自負するチーム内競争があります。
同校OBの須江航監督は高校時代、ずっと控え選手でした。
どうすれば試合に出られるか悩んだ経験を育成に生かし、
ベンチから外れた選手も含め、一人一人の能力を数値化。
具体的な目標を明示して励ましを重ね、
選手たちも期待に応えました。
団結力と総合力も培われました。
“誰にでもチャンスはある”――
その心が反映された監督の優勝インタビューは、
コロナ禍で“密な青春”を過ごせなかった
全国の高校生へのエールとして、大きな反響を呼びました。
励まし合い、切磋琢磨する仲間がいれば強くなれる。
目標が大きければ、その分だけ大きな力が出せる。
それが青春の生命の素晴らしさだろう。
打ち続く試練にも負けず、
この夏、努力と挑戦の汗を輝かせた全ての若き友に
拍手を送りたい。
そして私たちもまた、仲間と支え合い、
生涯青春の心意気で“最高峰”へ挑み続けよう。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!