数十年前の子供会の思い出。
担当者の男子が手品を行いました。
彼は文房具のクリップの箱から
短い棒状の鉄を数本取り出し、
「この棒がすごい力を発揮します」と言い、
服のポケットにしまいました。
再び出して箱に戻すとクリップがくっついた。
2本、3本と棒を増やすと数多くのクリップが
吸い寄せられてつながった。
ポケットで同じ形の磁石に
すり替えたというのが種明かし。
参加者は“なぜ?”と驚きました。
彼が手品をしたのには訳があります。
母親が入院中の少女を励ますためでした。
彼は「手品で使った磁石のように、
私たちでいえば、幸せを引き寄せる力です。
その力は団結するほどに強くなる。
みんなで○○ちゃんとお母さんを応援しよう」と。
翌月の子供会には先の少女と、退院した母の姿も。
「おかげで、おばちゃんは病気をやっつけたよ」
と感謝され、子どもたちは飛び上がって喜びました。
最終的に勝敗を決するものは、
一人また一人の胸の奥に刻み込まれた、
不壊なる一念という大感情であることを
けっして忘れてはならない。
必死の一人が団結すれば、その力は計り知れません。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!