一家の夕食は、夫婦が当番制で準備するという男性。
ある休日、彼が「たまには外食でも」と家族を誘うと、
幼い息子は「パパご飯、ママご飯がいい」とごねました。
夫妻は困惑しながらも、うれしくなりました。
子どもにとって、
両親が一生懸命に作ってくれたご飯を食べる時間は、
家族の愛情に包まれ、
単におなかを満たす以上の意味があります。
同様に、人それぞれの「食事の思い出」も料理とともに、
その時の情景を呼び起こすものだろう。
そば屋を営む友人を新聞で掲載したところ、
紙面を見た女性から便りがあったそうです。
数十年前、社会人の第一歩をしるした勤務先の近所に、
その店があったといいます。
時折、出前を頼んでは堪能したことが懐かしい、と。
だしの味とともに、あの頃の出来事もよみがえった。
一番の思い出は社会で奮闘しつつ、
充実の青年時代を送ったこと。
彼女は現在、社会人として活躍。
「同じ釜の飯」ならぬ、“同じそば屋の出前”を食べ、
数々の思い出を刻んだ同僚とは、
今も励ましを重ねては友好を広げています。
“食とは体験である”とも言われるが、まさに至言である。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!