ある男子高校生が、
学校で野球部の次期主将に選ばれました。
彼は“自分にはリーダーの資質などないのに……”
と困惑しました。
主将に相談すると、
「部内の最上級生たちで協議し、皆で決めた」
と言われました。
主将は、選んだ理由も話してくれました。
毎回の練習後、皆が帰った部室で、
彼が自分のグラブとスパイクの手入れをしている姿を、
何度も目にしたといいます。
「“野球への向き合い方”を見て、
君になら任せられると思った」とのこと。
彼は決意を固め、新しい主将に就きました。
その後、彼を中心にチームはまとまり、
実力も備えた屈指の強豪校へと躍進しました。
どの分野であれ、偉業は「まず、人ありき」です。
中心となる、また先頭に立つ人の“信念に生きる姿勢”。
目標を達成するための努力と真剣な行動。
そこから信頼、団結、勝利の力は
育まれていくに違いありません。
自身の人間としての生き方と無縁のところで
“タナからボタモチ”はありません。
自身の人間変革と連動して、
初めて環境は変わっていくのです。
中心軸がぶれてしまえば、
力強い回転は生まれません。
わが一念に脈動させることで、環境は変革できます。
組織も人も。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!