「朝焼小焼だ/大漁だ/大羽鰮の/大漁だ。/
浜はまつりの/ようだけど/海のなかでは/
何万の/鰮のとむらい/するだろう。」。


 

金子みすゞさんの詩「大漁」
 

人間の側から鰯の側へと移るまなざしに驚く。
 

この作品から
「世の中は全て“二つで一つ”ということ」
理解したと語るのは、詩人の矢崎節夫さん。

 

生と死、光と影、喜びと悲しみ、
目に見えるものと見えないもの……。



 

矢崎さんは「人間の心も同じ」と続けます。
 

例えば、子どもの心は
黒と白で一つになった灰色の状態であり、
「灰色という状態だから、白くもなれば黒くもなる。
どちらの色が支配的になるかは、
周りの大人の責任です」。


 

ある歴史学者の洞察を思い出しました。
 

「偉人であろうと小人であろうと、
人間の魂はいずれも、
善と悪とが支配権を争って絶えず戦っている、
精神的戦場である」。


 

弱い心に負けない自分を貫きたいですね。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!