思春期を迎えた息子の気ままな言動に悩む夫妻が、
ある先輩に相談しました。

 

一家をよく知る先輩は、答えに窮した。

 

考えた揚げ句、先輩は言いました。
 

「わが家では子どもにこう教えています。
『物事の判断に悩んだときは、それを実行したら、
お母さんがどんな顔をするのかを想像しなさい』
と」。
 

心の中の母親が“笑顔”なら果敢に挑戦しよう。
 

失敗しても、それは敗北ではない。
 

逆に“悲しい顔”なら、
目先の損得などに惑わされず、絶対にやらない、
との趣旨でした。

 

この話を伝え聞いた息子は、
その後、態度が改善したといいます。



 

「母を思う」――この心のある人は、
人生を正しい軌道で歩んでいけるでしょう。

 

それだけでなく、他者との接し方も変化するはずです。
 

例えば、誰かの誤りを正すにしても
“この人にも大切な母がある”と思えば、
感情的に責めるのではなく、
真に蘇生を願う慈しみの言動で
対応できるのではないか。


 

「母を悲しませない心」「母に喜んでもらう」――
それこそが、平和を創る出発点です。

 

人は皆、母から生まれます。
 

人としての感謝、幸福の出発点にもまた、
「母」の存在があろう。


 

わが母はもちろん、心美しき慈母たちを深く尊敬し、
報恩を尽くしたいですね。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!