仏教説話の「蓮の花 前生物語」は
豪商の息子の一人として生まれた
ボーディサッタ(過去世の釈迦)の物語です。
豪商の息子たちがある日、蓮の花が咲く池で、
見張り番をする男から蓮を手に入れようとします。
理由は不明だが、男は鼻を切られていました。
1人目が“毛髪や髭と同じように、
あなたの鼻も伸びるでしょう”と言うと、
男は怒ってしまいます。
2人目は、男の鼻が伸びるよう願っていることを
伝えるが、蓮は譲ってもらえなかった。
ボーディサッタは“彼らが言っても言わなくても、
鼻は伸びない”と率直に語ります。
すると、男は「あの二人は噓をついた。
おまえは本当のことを述べた」と言って、
蓮の花束を与えました。
物語は、率直に真実を語ることの大切さを教えています。
言葉を飾ることが、相手を尊重するとは限らない。
誠実な中にも、勇気をもって真実と信念を堂々と語る。
そこに信頼は広がるのです。
「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。
ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。
そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!