児童文学作家の中川李枝子氏は保育士2年目の時、
一つの物語を書きました。

 

主人公は双子の野ネズミ。
 

大きな卵でカステラを作って
動物たちと一緒に食べる内容にしました。

 

世界10カ国語に翻訳されている絵本『ぐりとぐら』です。

 

“園児たちを喜ばせたい”との思いから、
氏は
『ぐりとぐら』を書きました。
 

保育士から作家に転身し、執筆を続けたのも、
「目の前にいる子どもたちと
幸せな時間をもちたいと思って」

 

縁する人を大切にしたいという心が、
多くの人を魅了する作品を生む原動力でした。



 

ある80歳の女性の日課は、玄関前の花に水やりをすること。
 

10年以上前のある日、水やりをしていると、
寂しそうに肩を落とす女性を見掛けました。

 

声を掛けると、
「母が亡くなって……」と言葉を詰まらせました。

 

以来、彼女は折々に、その女性を励まし続けました。

 

昨年、女性は夫を亡くし、独り身になりました。
 

この時も、彼女は寄り添いました。
 

10年以上も変わらぬ温かな真心に、
2人は今、親子のように仲良くしています。


 

他者に尽くす喜び、社会に貢献する誉れ――
そのことを深く知る人は幸福です。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!