「なつかしい母の背中」という題名のエッセーを、
詩人・三木卓氏がつづっています。

 

3歳の時にポリオを患い、左足にまひが残った。
 

母はそんな息子を背負い、いくつも病院を駆け回った。

 

結局、左足は治らなかった。
 

だがその後の人生で苦難に遭うたび、
「よく、母親の背中を思い出した」と氏は書いています。

 

“わが子のために”との行動が、
背中のぬくもりを通して生きる力を与えたのだろう。



 

3人の子をもつ女性が、
ステージ4の乳がんと診断されたのは2007年の春。

 

「5年後の生存確率は約2割」と宣告され、
抗がん剤を投与する通院治療が始まりました。


 

「仏間には、いつも朗々と祈る母の“背中”がありました」
と子どもたちは語ります。

 

その背中を見て一緒に祈るようになり、
祈る声に母の無上の愛を感じたといいます。

 

女性は寿命を延ばし、最期まで生きる姿を見せました。

 

親の背中を見ながら、子は育ち、

『志』を受け継いでいきます。
 

子育てとは究極、親の生きざまを示すこと。
 

先の3人の子は長男が今春就職し、
次男と長女も勉学に励みます。

 

負けそうな時は、かつての母の“背中”を思い出します。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!