『人間をみつめて』は、精神科医の神谷美恵子氏が、
ハンセン病療養所での診療体験を通して、
生きることの本質を思索し記録した不朽の一書です。


 

偏見と差別を浴び、隔離され、尊厳を奪われた人々。
 

その中でも、視力を失った患者たちが
趣味や勉強のグループを作って

活発に活動している姿に接して、氏は思いました。
 

苦しみをも建設的なものに転換する力が、
人間の心には宿っている。

 

一人では悩みの底に沈みかねない状況でも
励まし合うことによって人は、

他人を慰め、喜ばせることさえできるようになる――と。



 

鹿児島・徳之島の男性は、一昨年、試練が襲います。
 

長男をがんで亡くしたのです。

 

やるせない思いが募りました。
 

無理もない。
 

だが、仲間がその気持ちにじっと耳を傾けてくれました。
 

毎日のように声を掛けてくれる友人もいました。
 

励ましが、凍えた心を温めました。
 

“俺は息子の分まで生きる!”
 

男性は生きる意味を見いだしました。

 

自分が一人を支える。
 

支えられた一人が、また別の誰かの支えとなる。
 

今いる場所で“励ましの連鎖”を広げることです。

 

 

 

 

 


「言葉のちから」を信じて明るく、元気に。

ウキウキ、ワクワク、過去への拘りを捨てましょう。
過去への拘りを捨てて、未来を見つめて前に進みましょう。

そして、新しい自分を発見し、充実の人生を歩みましょう。
大丈夫!大丈夫!